テレワークというと「働く場所や時間にゆとりがある」といった良いところばかりが取り上げられがちですが、いざ始めてみると意外と悩むポイントが多いもの。
とはいえ、ほとんどの悩みには解決方法があります。
この記事では、実際に私が体験したことや周りから聞いた「テレワークのよくある悩み」に一問一答で答えていきます。
この記事で書いていること
- テレワークのメリット・デメリット
- テレワークのよくある悩み
- 悩みに対する私の解決方法
通勤していたからこそ感じるギャップもありましたし、自分の生活スタイルが変わることで新たな悩みが出ることもありました。
5年以上のテレワーク経験のなかで出した答えなので、特に始めたばかりの人はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
テレワークの働き方別メリット・デメリット
ひと言で「テレワーク」と言っても、実際は働く場所によって呼び方が変わります。
働く場所 | 呼び名 |
家 | 在宅勤務 |
リモートオフィス | サテライトオフィス勤務 |
ネットが繋がる場所 | モバイルワーク |
テレワークを始めてから色々な悩みに出会うなかで “ これは働き方の特性上、悩んでも仕方がないな ” というものが分かるようになってきました。
働き方の特性(メリット・デメリット)を知るのは、ムダに悩まないために重要なことなので、ここでまとめて紹介しておきます。
▼ 在宅勤務のメリデメ
メリット | デメリット |
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▼ サテライトオフィス勤務のメリデメ
メリット | デメリット |
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▼ モバイルワークのメリデメ
メリット | デメリット |
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ひと言で「テレワーク」と言っても実際は働く場所によって呼び方が変わりますが、基本的には上で紹介した3種類です。
ちなみに「テレワーク」と「リモートワーク」は同じ意味。会社以外の場所で仕事をする働き方を指します。
リモートワークはIT企業やフリーランスの方がよく使う言葉。私の会社は「リモートワーク」と言う人が多いですが、正式名称は「テレワーク」です。
テレワークのよくある悩みを解決|一問一答Q&A
ここからはテレワーク(リモートワーク)の働き方別のメリット・デメリットを踏まえたうえで「よくある悩み」に私なりの回答を紹介していきます。
実際、働く時間って減るの?
テレワークというと「時間にゆとりがある働き方」な印象があると思いますが、実際のところはどうなのか?
5年以上テレワークで働いてきた結論として「労働時間は変わらない」と感じています。というのも、働き方が変わっても仕事内容は変わらないし、自分の能力も変わらないからです。

とはいえ、在宅勤務はもちろんラテライトオフィス勤務やモバイルワークでは会社より近い場所を選ぶことができるので「通勤時間」が減るケースが多いです。
人によっては1~2時間ほどの通勤時間がなくなることで、体感的に働く時間が少なったと感じる人も多いかもしれません。
労働時間は変わらなくても通勤時間が減ることで1日のうちの仕事のかける時間は減らすことができます。
生活費ってどれくらい上がるの?
テレワークを始めたばかりの頃、私のなかで意外と盲点だったのが「生活費」。
なかでも在宅勤務は1日中、家の中にいるので生活費にはかなりのインパクトがあります。
- 水道光熱費(特に電気代)
- 通信費
- 交通費
1日中エアコンをつけっぱなしにしたり、パソコンやモニターを使いっぱなしにするので電気代は確実に上がります。私の経験ですが、電気代は5,000円ほど上がりました。
ここは会社のテレワーク規則や補助の確認が必要で、場合によっては在宅勤務ではなくサテライトオフィス勤務のほうが生活が楽になる可能性もあるので注意してみてください。
どれくらいのインターネット設備が必要なの?
エクセルやパワポでのドキュメント作成・チャットツールでのコミュニケーションがメインなら、会社携帯からのテザリングでもたいていの仕事はできます。

逆に、私がこれまで経験した仕事のなかでテザリングで通信速度が足りないと感じたのは下のような業務でした。
- WEBブラウザを使った開発
- カメラをONにしながら電話会議
- サーバ上の大容量ファイルの更新
全てテザリングだけが原因ではないかもしれませんが、上のような仕事内容があるなら固定回線を契約しておくのが無難です。
また、私のように間取りの関係で通信機器と仕事部屋が遠い人はWi-Fiルーターを導入することで通信速度が改善することもあるので、参考にしてみてください。
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テレワークで辛いのはどんなところ?
テレワーク、特に在宅勤務をしていて辛いと感じたことは下の8つでした。
ひと言でいうとテレワークの辛さは「自己管理が大変」ということに尽きます。
1 | 人の目がなく誘惑に流されやすい |
2 | 家族が近くにいて集中力が途切れやすい |
3 | ネット環境や作業デスクが整っていない |
4 | ご近所さんの話し声や周りの環境音がうるさい |
5 | 座りっぱなしで運動不足&身体への負担増加 |
6 | 仲間意識が希薄になりやすい |
7 | オンオフの切り替えが難しく残業が長引きがち |
8 | 文章主体でコミュニケーションが取りにくい |
「テレワークはサボり放題」という言葉を見聞きしますが、これは会社によっては事実だと思います。でも、全ての会社がそうではありません。
私は「8割本気・2割息抜き」くらいのスタンスでやっているので、テレワークの辛さを克服するために色々と対応策を立ててきました。
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テレワークになって下がった生産性をどうにかしたいと考えているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
外で仕事するときの場所はどう選んでる?
外で作業するときは基本的に「コワーキングスペース」を使うようにしていますが、場所や時間によっては確保できないときは「カフェ」を使います。
テレワークで働く場所が自由になるといっても1つの会社に所属していることは変わらないので、働く場所はほとんど同じです。
- 〇〇駅のときはこのコワーキングスペース
- △△駅のときはこのカフェ
- それ以外なら基本的に自宅
こんな風に場所によって自分の「お気に入り」を決めておくと毎回探す手間も省けておすすめです。
特に難しいのが「カフェで作業するとき」で、これについては私なりのテレワークに適したカフェの選び方があるので、ぜひ参考にしてみてください。
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ぶっちゃけ、テレワークになって良かった?
正直、メリット・デメリットありますが、私は良かったと思います。特に「会社と適度な距離感を持つことができた」のが大きなメリットでした。
これがあったからこそ自分のことを見つめ直す時間を作ったり、ブログを始めることもできました。
ここが良かった!
- 会社と適度な距離感を持つことができた
- 自分のこれからを見つめ直す機会になった
- 新しいこと(ブログ)を始めることができた
一方で、仕事のやりにくさを感じる部分もあったので紹介しておきます。特に、最初に書いた「自己管理」については思った以上に苦労しました。
ここが惜しい…
- 自己管理が大変になった
- 準備のために購入するものが増えた
- 社内のコミュニケーションが難しくなった
今は在宅作業ルーティンを作ったおかげで解決していますが、テレワークになって生産性が下がったように感じる人はぜひ毎日の過ごし方を見つめ直してみてほしいです。
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私の在宅作業ルーティン紹介
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テレワークのよくなる悩みの解決方法 まとめ
この記事では、実際に私が体験したことや周りから聞いた「テレワークのよくある悩み」に一問一答のQ&A形式で答えてみました。
思い出せることは書いたつもりですが、それでも5年以上も働いていると悩んでいたことさえ忘れてしまっていることもあると思います。
“こんなことで悩んでるんだけど、どうしたらいい?” みたいな悩みがあれば、私なりの答えをお伝えするのでお気軽にご連絡ください。
別の記事では、テレワークの働き方別に “ これだけは準備しておいて損がない ” と思う「必要なもの」をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
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テレワークに必要なもの紹介
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この記事をキッカケに1人でもテレワークを選んで自分と同じように働く人が増えたら嬉しいです。
それでは!