” 在宅ワークを快適に進めたい ――― “
在宅ワークを始めた当初は仕事とプライベートのバランスが取れずに悩みが絶えませんでしたが、” せっかく自宅で仕事ができるようになったんだから作業効率を下げずに今のまま働き続けたい! ” という思いで試行錯誤を続けて1年以上。ようやく生活リズムが落ち着いてきました。
この記事では、そんな私がおすすめするテレワーク(在宅勤務)を快適に過ごすための仕事ルーティンを6つ紹介します。
この記事で書いていること
- 在宅勤務を快適にする仕事ルーティン
- テレワークでやる気が出ない原因
- テレワークの生産性を上げる便利グッズ
YouTubeでも動画で紹介しています
在宅勤務を快適に過ごすためのルーティン
それではさっそく私が実践している「在宅勤務を快適に過ごすための仕事ルーティン」を6つ紹介します。
毎日同じように行動することでリズムよく作業に入ることができて「仕事のやる気スイッチ」が押しやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
在宅ワークを快適にする作業ルーティン
※ 気になるルーティンに飛べます
1. 朝イチでコーヒーを淹れる
私は社会人になってから午前は必ずコーヒーを飲みながら仕事を始めていて、在宅勤務になった今でも同じように仕事前にコーヒーを淹れるようにしています。
家ではコーヒーを淹れることに時間をかけなくないので、ドルチェグストを愛用。水を入れてから1分くらいでホットコーヒーが飲めるので、なるべく時短したい人にはおすすめです。
実際に使ってみた感想は別の記事で紹介しているので、気になる人は参考にしてみてください。
2. 仕事に集中するためのBGMを決める
自分に「仕事スイッチ」を入れるため、仕事を始めるときにいつも同じBGMを流すようにしています。
自分の中ではその曲をかけたら仕事開始!という合図になってきていて、状況に合わせて流す曲を決めると自分の中でスイッチも入れやすくなるのでおすすめです。
ちなみに私の作業BGMはこれです
- 仕事始め → ボサノバカフェ
- テンションが上がらない → 洋楽
- 休憩中 → 自分の好きな音楽 (J-POPなど)
私は「Spotify」を使っていますが他にもAmazon Music Unlimitedなど色んな音楽配信アプリで「○○特集」的なオムニバスも結構あります。
自分の気持ちを高める曲が見つかるとやる気が下がっているときに気分を上げるきっかけにもなるので、ぜひあなたに合った作業BGMを探してみてください。
3. その日やることを決めてから始める
毎日の仕事始めにやっているのが「ToDo整理」。前日のチャットや自分の予定を確認しながら今日やることを決めます。
仕事のほかに、娘をお風呂に入れたり、ブログ記事を執筆したり、やりたいことをやる時間を確保するために19時以降は仕事をしないと決めています。
仕事は無限にあるのでゴールを決めずに進み続けると終わりがありません。しっかりと終わりを作ることでやることが明確になり、1つ1つの仕事にも集中しやすくなりました。
在宅ワークになってから残業しがちな人は、決めたこと以外は極力やらないことを決意することを特におすすめしてます
4. ポモドーロテクニックを活用する
仕事は毎日8時間近くある長期戦ですが人間の集中力は1時間半が限界だと言われています。それを知ってから私は「TickTick」というToDoアプリでポモドーロ・テクニックを実践しています。
ポモドーロ・テクニック とは?
集中力を最大化するために、1980年代にフランチェスコ・シリロにより開発された人気の高い時間管理テクニックです。
「25分間の作業」と「5分間の休憩」を交互に繰り返し、作業・休憩のサイクルを4回繰り返したら、長い休憩を取ります。
短時間で集中的に作業することで生産性を高めつつ、モチベーションを維持できます。
Asana社ホームページより抜粋
正直、エンジンがかかっている時は休憩を飛ばすこともありますが、定期的に休憩しながら仕事した方が集中力が長続きする(ガクッと落ちにくい)感覚があります。
iPhoneでもポモドーロ機能は使えますが、私は在宅ワーカーこそサブデバイスとして「iPad」を持つべきだと思っていて(正直ブログきっかけで購入したiPadでしたが)今は仕事で欠かせないアイテムになりました。
5. 定期的に姿勢を変える (立ち↔座り)
人の話を聞くのは思ってる以上に集中力が必要なので、会議中なんかはよく立ち作業をしたり、バイクを漕いだりと姿勢をよく変えています。
これは人の話を聞くことに集中力を使いすぎないための私なりの工夫です。運動不足の解消を目的に始めたことですが、会議中に姿勢を変えるのは「集中力のムダ使い」を防ぐのにも良いと感じています。
特にスタンディングデスクはデスク脚を取り換えるだけで場所もとらないし、作業姿勢が変わるだけでリフレッシュになるので、ぜひ試してほしいアイテムです。
6. 翌日の予定を決めてから仕事を終える
その日は覚えていることでも翌日になって忘れることがよくあるので、私は1日が終わったら必ず翌日の予定を決めてから仕事を終えます。
こうすることで翌日に ” 今日やることは何だろう? ” と考えることに頭を使う時間が減ります。翌日の予定を決めるようになってから、翌日のやることが明確なので行動しやすくなり、作業にリズムができて仕事が進めやすくなったという実感があります。
ルーティン化のメリットと続けるコツ
上で紹介した在宅ワークルーティンを1年以上続けてみて、実際に感じたメリットとルーティンを続ける上で大切にしているコツを紹介します。
- 仕事のリズムを作りやすい
- 集中して仕事に取り組みやすい
- 1日の中にムダな時間が減り生産性が上がる
ルーティン化のメリットをひと言でいうなら「仕事のスイッチを入れられる」ことだと思います。もともと自宅は仕事をするための場所ではないので、最初のころは仕事のスイッチを入れにくい感覚がありました。それがルーティンを作ることで仕事にリズムが生まれた気がします。
次からは作ったルーティンをキープするためのコツを紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
続けるコツ1. 作業環境を整える
在宅勤務をする上で1番大切なのは「仕事専用のデスク」だと思います。実は私、在宅勤務を始めたばかりの頃はリビングで仕事をしていましたが、仕事と私生活のON/OFFがつきにくくて苦労しました。
どんなに小さくてもいいので仕事専用のデスクを持つだけで、目の前の作業に集中しやすくなるので本当におすすめです。
特に下のような状況が当てはまるなら、まずは仕事デスクを用意してみてほしいです。
- 仕事スイッチが入らない
- 長時間座ってると肩や腰がつらい
- デスクを片付ける度に集中力が途切れる
将来への投資だと思って「仕事専用の環境」を作ることを検討してみてください。私の初めてのデスクはIKEAで3万円ほどで揃えたものでしたが、それでも仕事への集中力はかなり変わりました。
続けるコツ2. 集中を妨げる音を減らす
在宅ワークで仕事に集中できない大きな原因の1つが「音」で、中でも人の話し声や音楽など「意味のある音(=有意味騒音)」は集中の妨げになるという研究結果もあります。
- 子供の声
- 家族の生活音
- 周りから聞こえる騒音
我が家の近所に保育園があるのもあって、これはかなり納得でした
住環境によってばらつきがある部分ですが、少しでも音が気になるなと感じた人は、私のように作業BGMをかけたり、ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホン(ヘッドホン)を使ってみるのもおすすめです。
続けるコツ3. 仕事の日だけの○○を作る
私の場合、在宅ワークになって仕事にやる気が出なくなった最大の原因が「生活リズムが不規則になったこと」でした。
以前は「通勤」があったので良くも悪くも毎日同じ時間に起きて、同じ電車に乗り、同じ時間に仕事を始めていたのでこれが生活リズムになっていましたが、在宅勤務になると違ってきます。
極端な話ですが
- 始業ギリギリまでベッドにいる
- 打合せが終わったらゴロゴロする
- 人(カメラ)に見えないところでサボる
やろうと思えば在宅ワークなら出来てしまう。これがテレワーク(在宅勤務)の良くないところで、いかに自分を「仕事モード」にできるかがポイントです。
私の場合は「仕事の日だけのルーティンを作る」ことで仕事部屋に向かう~仕事にとりかかるまでのリズム作りをしました。
仕事のリズム作りにおすすめのルーティン
中身は何でもいいですが仕事の日だけのルーティンを作ると自分の中の「仕事スイッチ」を入れやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
特に仕事専用の「音楽」を決めるのは簡単でおすすめ
在宅ワークを快適にするおすすめ便利グッズ
ここでは私の在宅ワークライフを快適にしてくれたおすすめの便利グッズを厳選して3つ紹介します。
それ以外にも在宅ワークにあると便利なアイテムは別の記事でまとめて紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
1. 電動昇降デスク
上で作業環境が整っていないことがテレワークでやる気が出ない原因になると紹介しましたが、それを変えてくれたのが「電動昇降デスク」でした。
在宅勤務の頻度が少ない人にとっては必要ないかもしれませんが、個人的に週の半分を自宅で作業する人であれば、その効果を実感できるはずです。
- 眠気覚ましや気分転換に最適
- 身体の負担が少ない姿勢で作業できる
- 立ちも座りもワンタッチで最適な高さになる
私が使っているのは、FlexiSpot EF1 というエントリーモデルですが、価格を抑えつつ必要機能を満たしたコスパアイテムなので、ぜひ参考にしてみてください。
2. ノイズキャンセリングヘッドホン
上で周囲の音がテレワークでやる気が出ない原因になると紹介しましたが、それを変えてくれたのが「ノイズキャンセリングヘッドホン」でした。
実際に使い始めてすぐ仕事への集中力が上がったのを実感しました。ノイズキャンセリングイヤホンを持っているならヘッドホンを買い足す必要はないですが、まだ持っていないならぜひ試してみてください。
▼ 私が使っているイヤホン&ヘッドホン
3. iPad Air(第4世代)
私の在宅勤務ルーティンを実現するうえで、今では欠かせない存在になったのが「iPad」です。特に下のルーティンを実現するのに、iPad 以上に最適なデバイスはないと感じています。
iPadが活躍する仕事ルーティン
これだけ聞くと ” スマホでいいじゃん… ” と言いたくなると思いますが、私はiPadの通知をすべてOFFにすることiPadを「仕事専用デバイス」として活用しています。
正直モデルは何でもいいと思いますが、個人的には Air シリーズが好きで私は「iPad Air (第4世代)」を使っています。別の記事で、Air シリーズを選んだ理由や実際の使い方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
在宅ワークを快適に過ごすルーティン まとめ
この記事では、「テレワーク(在宅勤務)を快適に過ごすための仕事ルーティン」を6つ紹介しました。
在宅勤務を快適に過ごすためのルーティン
※ 気になるルーティンに飛べます
”そもそも今の仕事が嫌い” という状況を除けば、仕事のやる気や集中力を左右するのは「環境作り」です。これは5年以上テレワークを続けてきて本当に痛感したことでした。
実際に1年以上在宅ワークを続けてみて、今回紹介した作業ルーティンに一定の効果は感じているので、この記事で紹介したことを1つでも実践してもらえたら嬉しいです。それでは!
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