テレワークで働くようになったのをキッカケに、仕事でもプライベートでも作業効率を上げたくて気軽に持ち運びできるデバイスとして「iPad」を購入。
正直いうと「ほしい」を優先した買い物だったので本当に仕事の効率が上がるか半信半疑でしたが、今ではなくてはならない相棒になりました。
この記事では、そんな私の相棒「iPad Air (第4世代)」をレビューします。
この記事で書いていること
- iPad Air 第4世代 の概要
- 良かった点・惜しい点
- iPad Air 5 など他機種との比較結果
- iPad によくあるQ&A
在宅勤務は好きなBGMを流したり、スキマ時間を趣味に充てたりと「やりたいこと」をやりやすい環境。だからこそ使い倒さないと損です。
この記事では iPad Air4 の使用感をメインに紹介していて、別の記事で具体的な活用術やiPadと一緒に買うべきアイテムを紹介しているので、ぜひこちらも読んでみてください。

- 持ち運びやすく、圧倒的に身軽
- キーボードとマウスがあれば、ほぼPC
- タスク管理~デザインまで幅広く使える
- 長時間作業に不向き(単体利用の場合)
- 外部接続するなら運用面での工夫が必要
iPad Air 第4世代 の概要
私が使うのは、ベゼルレス化して見た目はほぼ iPad Pro になった「iPad Air4 (第4世代) 」。

クリックすると商品スペックが見られます
iPad Air (第4世代) | |
---|---|
サイズ | 幅178.5mm・高さ247.6mm・厚さ6.1mm |
画面サイズ | 10.9インチ |
重さ | 458g(Wi-Fiモデル) |
容量 | 64GB / 256GB |
チップ | A14 Bionic |
カメラ | 広角レンズ × 1 |
充電端子 | USB Type-C |
解像度 | 2360 × 1640 ピクセル |
その他 | Apple Pencil(第2世代)対応 |
同梱物 | iPad本体 USB-C充電ケーブル 20W充電アダプタ |
それまでは「iPad Pro」だけだったホームボタン無し&ベゼルレスのデザインを採用して、見た目はほとんど「iPad Pro」。
” Proはスペック過剰で、無印はデザインが微妙… ” と考えていた私にとって、まさにこれだ!と思えるデザインとスペックの iPad でした。



ちなみに私が選んだのは64GB・Wi-Fiモデル。
Cellular(=SIMカードを入れてiPad単体でネット接続できる)機能がないだけで1万円以上安くなるので、外利用が少ないなら「Wi-Fiモデル」がおすすめです。
iPad Air 4 の使用感レビュー
ここからは実際に「iPad Air4」を使ってみて感じた「良かった点」「惜しい点」を紹介します。
- 持ち運びやすく、圧倒的に身軽
- キーボードとマウスがあれば、ほぼPC
- タスク管理~デザインまで幅広く使える
- 長時間作業に不向き(単体利用の場合)
- 外部接続するなら運用面での工夫が必要
ぜひ購入前の参考にしてみてください。
持ち運びやすいサイズ感で圧倒的に身軽!
パソコンとほぼ同じことができるのに、持ち運びはノートのようなサイズ感。これがiPadを持つ最大の理由です。

自分の部屋はもちろん、リビング、ソファ、どこにでも気軽に持ち運べて、Touch IDを押したらログイン完了。

これはパソコンでは絶対に味わえなかった感覚で、どこにでも気軽に持ち運ぶことができるサイズ感は1番の魅力です。
起動時間が短いことは作業を始めるまでの精神的なハードルをかなり下げてくれるので、ノートPCだと腰が重くなりがちだったちょっとしたスキマ時間でも気軽に作業を始められるようになりました。
タスク管理~デザインまで幅広く使える
「iPad は Macbook の代わりになりますか?」みたいな質問をする人もいますが、その人の気持ちも分かります。
使い心地はほとんどMacboo、、、いや場合によってはそれ以上です。

例えば、このブログで使っている写真はほぼ全て iPad だけで作成(現像)しています。
iPad+Apple Pencil を使うと直感的により細かい調整ができるのでパソコンでやるようなタスク管理からデザインに近いことまで幅広く操作しやすいと感じました。
キーボードとマウスがあれば「ほぼパソコン」
私はiPadを「サブ機」として使っていますが、ちょっとしたスキマ時間ならメイン機として使えるくらい優秀です。

子供が生まれて以降、しっかり時間をとって作業するのが難しくなり、ちょっとしたスキマ時間をいかに使うかを考えるようになりました。
リビングやソファなど「デスク以外」でも作業したいと思ったときはキーボードとマウスを接続すればパソコンのように使うこともできます。

上のようなパソコンを開きにくいシーンでも iPadだったら気軽に使えるので本当に助かってます。
iPad Air4 が活躍するシーン
- 子供が近くにいる
- 外出先で空き時間ができた
- 家にいる時のスキマ時間に作業したい
在宅ワークの仕事効率化(サブ機)にピッタリ
私のような在宅ワーカーにとって iPad はパソコンのサブ機としてかなり良いアイテムだと感じています。
- ポモドーロでの時間管理
- 仕事とプライベートのタスク管理
- テンションを上げるためのBGMを流す
会社のパソコンでは入れにくいアプリでも個人のiPadなら問題ありません。

以前は全てスマホで管理していたんですが、他の通知が目に入ってしまったり、別のアプリも開いてしまったりということがありました。

私は iPadの通知を全てOFFにすることで余計な情報が入らないようにしていて、これによって目の前のやるべきことに集中できて作業効率も上がりました。
iPad Air 4 はパソコンの代わりにはならない
” ほとんどパソコンみたいに使えるし、いっそのこと iPad をメイン端末にしようかな… ” と考えもしましたが、パソコンの代わりにするにはデメリットが多いと思い、今もサブ機として使っています。
- 開発系の作業がしにくい
- 手軽に持ち運びにくくなる
- 外部機器(モニター)と接続しにくい
長時間の作業する時は「外部モニター」に接続して本腰を入れて作業したいものの、iPad Air4 の外部接続ポートは「USB-TypeC」が1つ。

外部ディスプレイなどを使って作業するためには「USBハブ」が必要ですが、アスペクト比が違うこともあって iPad から外部モニターに接続すると全画面表示ができません。
一部アプリは全画面対応だったり、他アプリを使って解決する方法もありましたが、そこまでして iPad をメイン端末にしたい理由もありませんでした。

iPadの「持ち運びやすさ」はどこにも接続していないからこそのメリットなので、このままどこにも接続せずに使うのが私には合っていました。
iPad他モデルとの比較(無印/mini/Air/Pro)
ここではiPad Air4 と比較されそうな他モデルとの比較結果を紹介します。
ぜひ購入前の参考にしてみてください。
iPad Air(第5世代)との比較
「1世代古いモデルになると結構スペックに違いが出るんじゃないか?」と考える人は多いと思います。
ここでは、iPad Air(第4世代)と iPad Air(第5世代)の違いをまとめてみました。
iPad Air (第4世代) | iPad Air (第5世代) | |
---|---|---|
容量/値段* | 64GB:69,080円 256GB:87,780円 | 128GB:84,800円 256GB:106,800円 |
本体サイズ | 幅 178.5mm 高さ 247.6mm 厚さ 6.1mm | |
画面サイズ | 10.9インチ | |
重さ | 458g | 461g |
チップ | A14 Bionic | M1 |
充電ポート | USB-C | |
Apple Pencil | 第2世代に対応 |
サイズ感・重さともにほとんど変化はなく、チップが「M1」搭載になっているのが大きな違い。
プラス15,000円ほどでM1チップの iPad が手に入るのはお得ですが、私のように仕事のサブデバイスとして使ったり、写真の現像をするくらいの使い方だとハイスペックすぎる気がしました。
順当に進化している感じがしますが、同じサイズ感でメイン端末として使える iPad が欲しいなら容量が最大2TBと余裕が持てる 11インチ iPad Pro(第3世代)のほうが使いやすい印象です。
iPad mini(第6世代)との比較
iPadシリーズで最近人気なのが「iPad mini」シリーズ。持ち運びやすさはピカイチなので購入候補として調べてみました。
iPad Air (第4世代) | iPad mini (第6世代) | |
---|---|---|
容量・値段 (Wi-Fiモデル) | 64GB:69,080円 256GB:87,780円 | 64GB:78,800円 256GB:102,800円 |
本体サイズ | 幅 178.5mm 高さ 247.6mm 厚さ 6.1mm | 幅 134.8mm 高さ 195.4mm 厚さ 6.3mm |
画面サイズ | 10.9インチ | 8.3インチ |
重さ | 458g | 293g |
チップ | A14 Bionic | A15 Bionic |
充電ポート | USB-C | |
Apple Pencil | 第2世代に対応 |
見た目はもちろん、本体サイズや容量・チップなど色々な違いがありますが、私が iPad Air4 を選んだ理由は「画面の大きさ」です。

miniの持ち歩きやすさはかなり魅力的だったんですが、デスク周りでのタスク管理やブログの写真現像をする際、8.3インチの画面サイズだとちょっと見にくいかなと感じました。
とはいえコンパクトさは大きな魅力的なので、普段の持ち歩きや電子書籍・動画の閲覧くらいの利用用途であれば iPad mini のほうが良いと思います。
iPad Pro(第3世代)との比較
「せっかくお金を出すならハイスペックにするか?」とも考え、iPad Air(第4世代)とサイズ感が近い iPad Pro(第3世代/11インチ)と迷ってこちらも考えてみました。
iPad Air (第4世代) | 11inch iPad Pro (第3世代) | |
---|---|---|
容量/値段* | 64GB:69,080円 256GB:87,780円 | 128GB:94,800円 256GB:106,800円 |
本体サイズ | 幅 178.5mm 高さ 247.6mm 厚さ 6.1mm | 幅 178.5mm 高さ 247.6mm 厚さ 5.9mm |
画面サイズ | 10.9インチ | 11インチ |
重さ | 458g | 466g |
チップ | A14 Bionic | M1 |
充電ポート | USB-C | |
Apple Pencil | 第2世代に対応 |
iPad Pro のサイズは iPad Air(第4世代)よりも小さいのに画面サイズは大きく、チップも「M1」を搭載していて文字通りのハイスペック端末。
プラス25,000円ほどでM1チップの iPad が手に入るのはお得ですが、私のようなサブデバイスとしての使い方だとハイスペックすぎる気がしました。
iPadをデスク周りのサブ端末として使う人にとってはハードルが高いですが、メイン端末として使うなら iPad Pro はかなり良い選択だと思います。
無印iPad(第8世代)との比較
iPadシリーズで値段が1番安いのは「無印iPad」と呼ばれるシリーズ。安くて機能的な不満がなければ最高なので購入の最有力候補として調べ始めました。
iPad Air (第4世代) | iPad (第8世代) | |
---|---|---|
容量・値段 (Wi-Fiモデル) | 64GB:69,080円 256GB:87,780円 | 32GB:38,280円 128GB:49,280円 |
本体サイズ | 幅 178.5mm 高さ 247.6mm 厚さ 6.1mm | 幅 174.1mm 高さ 250.6mm 厚さ 7.5mm |
画面サイズ | 10.9インチ | 10.2インチ |
重さ | 458g | 490g |
チップ | A14 Bionic | A12 Bionic |
充電ポート | USB-C | Lightning |
Apple Pencil | 第2世代に対応 | 第1世代に対応 |
見た目はもちろん、本体サイズや容量・チップなど色々な違いがありますが、私が iPad Air4 を選んだ理由は3つです。
- A14チップ 採用
- USB Type-C 対応
- Apple Pencil 第2世代 対応
Apple Pencil が第1世代だとPencilの充電中に本体が充電できないのが使いにくいと思い断念。

周りにあるガジェットも「Type-C」対応のものが多く、今から新たに「Lightning」を増やす気になれなかったのもあります。

チップが新しいほどサポート対象外になるまでの期間も伸びるので、これから購入するならなるべく新しいチップが搭載されたものを選びたいところ。
とはいえ圧倒的な安さは魅力的なので、Apple Pencilを使わないのであれば無印iPadはアリだと思います。
iPad Air 4 によくあるQ&A
ここでは、iPad Air(第4世代)によくある質問に一問一答形式で回答しました。
購入前に気になるところに回答したつもりなので、ぜひ参考にしてみてください。
iPad Air 4 レビューまとめ
この記事では、仕事でもプライベートでも持ち運びしている相棒「iPad Air 4 」をレビューしました。

- 持ち運びやすく、圧倒的に身軽
- キーボードとマウスがあれば、ほぼPC
- タスク管理~デザインまで幅広く使える
- 長時間作業に不向き(単体利用の場合)
- 外部接続するなら運用面での工夫が必要
パソコンと違って広い作業画面は失われてしまうものの、iPadのコンパクトさや気軽な持ち運びやすさはかなりのメリットだと感じました。
- Air の名に相応しい本体の軽さ
- USB-C搭載による拡張性の高さ
- Apple Pencil(第2世代)が使える
また、iPad Air4を使い始めたことで外出時やリビングなど場所を選ばずに作業できるようになったのも個人的には大きな変化です。
在宅勤務が多いならノートPC+外部ディスプレイをメインにしつつ、iPadをサブデバイスとして使うのがおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは!

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