会社以外で働くことも多いテレワーカーにとって外でスマホやPCの充電が切れるのは致命的。万一のため1本は充電ケーブルを持っておきたいところです。
” 急速充電対応のケーブルがほしい “
” 品質面で安心できるメーカーを選びたい “
” 自分のデバイスに合った充電ケーブルがほしい “
こんな思いから iPhone付属の白ケーブルを卒業して、Ankerの急速充電対応の黒ケーブルに買い替えました。

この記事では、私が愛用する Anker(アンカー)のおすすめの急速充電対応ケーブル「PowerLine II/III」をレビューします。
この記事で書いていること
- Anker PowerLine II/III の概要
- 良かった点・惜しい点
- 用途別のおすすめ充電ケーブル
あえて揃えている訳ではないのに、気が付くと身の回りの充電機器はほとんど Anker製品。
品質面も使い心地も良く、メーカーにこだわりがない人はとりあえずAnkerを選んでおけば間違いないので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 充電専門ブランドだから品質面で安心
- どのケーブルを選んでも急速充電が可能
- USB-Aも急速充電可能(Anker製品が必要)
- PowerLine III flow は傷が目立ちやすい
Ankerの充電ケーブル PowerLine の概要
私が購入したのは、Anker から出ている急速充電可能な充電ケーブル「PowerLine」シリーズ。

Anker(アンカー)は2011年の創業から「Empowering Smarter Lives(よりスマートな暮らしを)」をミッションに ” こういうの欲しかった “ と思える充電アイテムを作り続けているメーカーです。
最近だと「PowerLine III flow」という別名 ” 絡まないケーブル ” が話題になりました。

他にも数多くの充電ケーブルを開発しているので、自分の持っているデバイスのスペックやポートの種類によって購入するケーブルを選ぶのが重要になってきます。
ということで、さっそく充電ポート別にPowerLineシリーズの充電ケーブルを紹介していきます。
用途別のおすすめ充電ケーブル
※ 気になるアイテムに飛べます
1. PowerLine II (USB-A to ライトニング)
最初に紹介するのは、USB-A to Lightning(ライトニング)の充電ケーブル「PowerLine II」。

これはAnkerのモバイルバッテリー(PowerCore Fusion 5000)と一緒に購入したもので、Ankerの充電ケーブルの中でも比較的古いモデル。
今は「PowerLine+ III ライトニングケーブル」という、ナイロンを編み込んで耐久性を上げた上位モデルが出ていますが、耐久性以外は今も昔も大きな差はないです。
クリックすると2つの違いが見られます
PowerLine II | PowerLine+ III | |
---|---|---|
端子 | USB-A to Lightning | |
長さ | 0.3 / 0.9 / 1.8 / 3.0m | 0.9 / 1.8m |
カラー | ブラック ホワイト | ブラック シルバー レッド |
耐久性 (折り曲げ) | 12,000回クリア | 35,000回クリア |
耐久性 (耐荷重) | 80kgクリア | |
急速充電 (PowerIQ) | ○ (対応) | |
急速充電 (PD) | ✖ (非対応) | |
値段(0.9m) | 990円(税込) | 2,000円(税込) |
古いモデルの「PowerLine II」でも12,000回の折り曲げテストをクリアしていて、一般的なケーブルの12倍以上の耐久性で普段使いには十分。
ケーブルの耐久性については、Ankerの公式YouTubeから出ている耐久テストの様子が面白く分かりやすかったので紹介しておきます。
2. PowerLine III (USB-C to USB-C)
次に紹介するのは、USB-C to USB-Cの充電ケーブル「PowerLine III」です。

これは私が iPad Air4 を購入したタイミングで購入したもので、今は「PowerLine III flow」という後継モデルも出ています。
クリックすると2つの違いが見られます
PowerLine III | PowerLine III flow | |
---|---|---|
端子 | USB-C to USB-C | |
長さ | 0.3 / 0.9 / 1.8 / 3.0 m | 0.9 / 1.8m |
カラー | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト ミントグリーン ラベンダー |
耐久性 (折り曲げ) | 25,000回クリア | |
急速充電 (PowerIQ) | ○ (対応) | |
急速充電 (PD) | ○ (対応) | |
充電速度 | 最大60W | 最大100W |
値段(0.9m) | 999円(税込) | 1,790円(税込) |
「PowerLine III」は最大充電速度が「60W」まで対応しているので、MacBook Pro(13インチ) を十分な速度で充電できる機能性があります。
長さのバリエーションも多くて値段も手頃なので、持ち歩きはもちろんデスク周りのケーブル配線としても使いやすいモデルです。
3. PowerLine III flow (USB-C to USB-C)
最後に紹介するのは、USB-C to USB-Cの充電ケーブル「PowerLine III flow」です。

ぱっと見は上で紹介した「PowerLine III」とほとんど同じですが、2本には色々と違いがあります。
クリックすると商品スペックが見られます
製品 | PowerLine III flow |
---|---|
端子 | USB-C to USB-C |
長さ | 0.3 / 0.9 / 1.8 / 3.0 m |
カラー | ブラック ホワイト ミントグリーン ラベンダー |
耐久性 (折り曲げ) | 25,000回クリア |
急速充電 (PowerIQ) | ○ (対応) |
急速充電 (PD) | ○ (対応) |
充電速度 | 最大100W |
値段(0.9m) | 1,790円(税込) |
PowerLine III flowの最大充電速度は「100W」でMacBook Pro(16インチ)のようなハイスペックマシンでも満足いく速度で充電できます。
でも、それ以上に特徴的なのがこの「柔らかさ」。

外に持ち運ぶときに充電ケーブルを丸めてポーチに収納すると起こりがちな「まとめていた時の跡」が全く残りません。
本当に扱いやすいケーブルなので ” 持ち運び用の USB-C to USB-C の充電ケーブルを探している ” という人にはこれをおすすめします。
充電ケーブルの種類別おすすめ利用方法
ここからは実際に私が愛用する3種類の充電ケーブルについて、私なりの「ケーブル種類別のおすすめ利用方法」を紹介します。

外で作業するときは iPhone、iPad、Macbook と色々なデバイスを持ち歩きますが、充電関連のアイテムは必要最低限にするのが私の方針。
” これ、良さそう! ” というものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
iPhoneの充電ケーブルなら PowerLine II
外出時のスマホ充電時にケーブルとセットで考えなきゃいけないのが「モバイルバッテリー」や「USB充電器」。
私はAnkerのモバイルバッテリー兼USB充電器「PowerCore Fusion 5000」を使っているので、充電ケーブルもこれに合ったものを使っています。

PowerCore Fusion 5000 の充電ポートは「USB-A」なので、iPhoneの充電は USB-A to ライトニングの「PowerLine II」が私にとっての最適解。
最近は外に出ることも減ったので使用頻度はかなり減りましたが、旅行などにも必ず持っていくケーブルで今も必要不可欠な存在です。

USB-Aポートだと普通は急速充電できませんが、このケーブルはAnkerの独自充電技術「PowerIQ」対応なので15W (モバイルバッテリーの最大充電出力)で急速充電できます。
私のスマホは iPhone 12 mini で20Wが最大の充電出力ですが外出時は15Wあれば十分。
とはいえ、USB-Aケーブル自体が消えようとしている今から「PowerLine II」を購入するのは人を選ぶのも正直なところです。
そこで ” こういう人なら持っても損しない “ と思う条件をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
今、PowerLine II を買うならこんな人
- できるだけお金をかけたくない
- 充電デバイスは iPhone くらいしかない
- Anker製モバイルバッテリー/充電器がある

持ち運び用のUSB-C充電ケーブルなら PowerLine III flow
私は iPhone 以外に仕事のアイデア出しやブログ執筆のために iPad Air 4 を持ち歩いています。
iPadの充電ポートは「USB-C」なので、PowerLine III flow を愛用しています。

以前使っていた「PowerLine III」は最大60Wの急速充電(PD)に対応していて iPad の充電には十分な機能性でした。
それでも「PowerLine III flow」に切り替えたのはこの「取り回しの良さ」。

「PowerLine III」と比べると「PowerLine III flow」は少しだけ太くなって、素材がシリコンになって見た目もマット(つや消し)になりました。

「PowerLine III flow」の触り心地は、私の身の回りにあるアイテムだと「Apple純正のスマホケース(シリコン)」「Smart Keyboard Folio(カバー部分)」の触り心地が近くて、とにかく最高。
ケーブル自体が本当に柔らかいので、ガジェットポーチの中に丸めて収納してもかさばらず、跡もつきません。

気になる点は「PowerLine III flow」は傷が目立ちやすいところ。シリコンでコーティングしている分、柔らかくて傷つきやすいんだと思います。

気になる人は「クラウドホワイト」や「ミントグリーン」など薄い色のカラー展開もあるので、そういった色を選ぶと傷が目立ちにくいと思います。
持ち運びやすいUSB-C to USB-Cの充電ケーブルを探している人に私が1番おすすめできるケーブルなので、ぜひ参考にしてみてください。

デスク周りで使うUSB-Cの充電ケーブルなら PowerLine III
PCデスク環境用に充電ケーブルを買う人は少ないかもしれませんが、私は「PowerLine III」を自宅のパソコン充電用として使っています。

「PowerLine III」は「PowerLine III flow」と比べて最大充電出力は「60W」と落ちますが、大抵のパソコンは最速で充電できるスペックですし、スペックが落ちる分だけ値段も手頃。
普段から触るものではないし、長さのバリエーションも多いのでデスク周りのケーブル配線をきれいにまとめるのに最適で、実際に私のデスク周りのケーブル配線は「PowerLine III」を使って整理しています。


おすすめの充電ケーブル Anker PowerLine まとめ
この記事では、私が愛用しているAnker(アンカー)の急速充電対応ケーブル「PowerLine II/III」をレビューしました。

- 充電専門ブランドだから品質面で安心
- どのケーブルを選んでも急速充電が可能
- USB-Aも急速充電可能(Anker製品が必要)
- PowerLine III flow は傷が目立ちやすい
今回はガジェットポーチの中にある「充電ケーブル」にスポットを当てて紹介してみました。
何気なく持っている充電ケーブルが ” 実は急速充電に対応していなかった… ” みたいな場合もあるので、この機会にぜひ身の回りの充電ケーブルをチェックしてみてください。
- iPhoneの充電ケーブルなら
→ PowerLine II (USB-A to ライトニング) - 持ち運び用の充電ケーブルなら
→ PowerLine III flow (USB-C to USB-C) - 自宅PC周りの配線整理なら
→ PowerLine III (USB-C to USB-C)
別の記事では、私が普段持ち歩くガジェットポーチの中身を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

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それでは!