『HHKB Professional HYBRID TYPE-S/墨』レビュー|ノイズゼロのシンプルキーボード。

 

毎日のように触れるモノほど、納得のいくモノを使う。

これは私が思う後悔の少ない買い物のコツです。

 

私はリモートワークが進んで、ますます仕事中の休憩が減ってきてるのもありますが、そうじゃなくても私と同じように1日で最も多く触れているモノが「キーボード」だという人は多いはず。

ということで今回は、やっと見つけた納得のキーボード『HHKB Professional HYBRID TYPE-S』を紹介します。

 

「HHKB」の良かった点

  • ノイズゼロのシンプルデザイン
  • なんとも言えない快適な打鍵感
  • 隣の部屋に響かない静音性
  • キーマッピングを自分に最適化できる

 

「HHKB」のあと1歩な点

  • 独自のキー配置を覚える必要がある
  • USB接続用のケーブルは別途必要

 

最初に言っておくと、これは万人に薦めるキーボードではありません。

仕事などで文字を打つことが多かったり、モノへのこだわりが強い人にだけ紹介したい一品です。

そんなキーボードを「私が選んだ理由」も含め、使い心地や注意点も書いているので、これから購入する人の参考になれば嬉しいです。

それでは、さっそく始めます。

 

ノイズゼロのシンプルキーボード『HHKB Professional HYBRID TYPE-S 墨』

見た瞬間に魅了されるシンプルデザイン

 

私が購入したのは、PFUから販売されているキーボード『HHKB Professional HYBRID TYPE-S』。

 

見た通り、キーボードの刻印すらノイズにならないシンプルなデザインのキーボードです。

ちなみに色は「黒」ではなく「墨」、黒よりも軽めな印象に感じられます。

 

簡単に今回購入したキーボードのスペックを紹介します。

 

今回購入した『HHKB』のスペック

  • サイズ:幅29.4cm × 奥行12.0cm × 高さ4.0cm(高さはキートップ上面まで)
  • 重さ:540g(電池含まず)
  • キー仕様:静電容量無接点
  • キー配列:日本語配列
  • 電源:単3電池 or USB接続(Type-C)
  • 接続方式:USB接続(Type-A)or Bluetooth接続
  • 対応OS:Windows、macOS ※Bluetooth接続時のみ:Android、iOS、iPadOSも追加対応

 

このキーボードの最大の特徴は、無刻印にも近い究極のシンプルデザイン。

 

よくある日本語配列のキーボードは、キーに「アルファベット」と「かな文字」が両方刻印されていて、見た目がかなりうるさい印象になってしまうもの。

でもHHKBは、キーボードと同系色で刻印していることと、かな文字の刻印がないことで、かなりスッキリした印象になっています。

 

同系色で刻印することで光の加減次第で無刻印にすら見える

 

完全な無刻印を使うほどブラインドタッチに自信はないけど、刻印が目立たないキーボードが欲しいという人にピッタリなのが「墨」のキーボードだと思います。

私は黒系のアイテムが好きだったので、その面でも「これしかない」という感じでした。

 

ちなみに『HHKB Professional HYBRID TYPE-S』には「白」もありますが、それはあえて刻印が目立つデザインなので、刻印を確認しながら打ちたい人は「白」の方が良いと思います。

(白で完全無刻印のモノもありますが、これはかなりHHKBを使いこんでる人以外は使いにくいと思うので注意が必要)

 

HHKB Professional HYBRID TYPE-Sを購入した理由

私が『HHKB Professional HYBRID TYPE-S』を購入した理由は4つあります。

 

『HHKB』を購入した理由

  • 打鍵音の静かさが最高レベル
  • Windows・Mac両対応
  • テンキーレスで大きな矢印キー付き
  • タイピング負荷が小さい

 

キーボードを変えるキッカケになったのは、リモートワークが進んで、子供が昼寝をしている部屋の隣で仕事をすることが多くなったこと。

 

以前使っていたのは、ELECOM(エレコム)の「TK-FDM091STBK」というメンブレンのキーボード。

コンパクトなサイズ感で打ち心地も良かったんですが、本体が軽いからか打鍵時の振動が机を通して響いてしまう感じがありました。

また、Excelを使うことも多く、矢印キーがもうちょっと大きければ打ちやすいのに、、、という不満点も。

 

今まで使っていたELECOMのキーボード「TK-FDM091STBK」

 

買い替えの選択肢が多くてなかなか決められなかったんですが、仕事の都合上「Mac」対応が必要になったことがキッカケで検討を進めることができました。

私のメインPCが「Windows」なので、会社用PCのことも考えると「Win / Mac両対応」が必要になり、静音性+Win/Mac両対応のキーボードを探した結果『Happy Hacking Keyboard(通称:HHKB)』に辿り着きました。

 

この中にWin/Macで使う全てのキーが詰まっている

 

Win/Mac両対応のキーボードは他にもあったんですが、最終的には下の2つが決め手になりました。

  • 静音性が最高レベルの「静電容量無接点方式×静音設計」である
  • テンキーレス&大きな矢印キーがある

 

タイプ音だけで言えば、メンブレンやパンタグラフも小さいんですが、今までみたいに「机に響く」みたいなことを避けたかったので、静電容量無接点×静音設計で探しました。

静電容量無接点は「テンキー付き」や「ゲーミングキーボードみたいなデザイン」が多い印象だったんですが、HHKBを見た瞬間に決まりました。

やっぱシンプルなデザインは良いですね。

 

HHKB Professional HYBRID TYPE-Sを使ってみた感想

まさか自分が3万円以上するキーボードを買うとは思ってなかったですが、使ってみると今まで使ってたキーボードとは明らかな差がありました。

この差に数万円の価値を感じるかは人それぞれですが、私にとってはこれ以上ないキーボードなので、これから何の迷いもなく元を取るまで使い続けようと思います。笑

 

とは言っても「完璧なキーボード」なんてものは無く、良いところ・あと一歩なところがあったので、使ってみた感想を紹介します。

 

他とは明らかに違う打鍵感が「HHKBの最大の魅力」だと思う

新卒からIT業界で働き続け、その間に数回の転職も重ねて、もう10年以上。

今まで色々なタイプのキーボードを触ってきましたが、そのどれとも違う打鍵感が『HHKB Professional HYBRID TYPE-S』の最大の魅力だと思います。

 

このキーボードの厚さに打鍵感の秘密が隠されている

 

よくHHKBの打鍵音は「スコスコ」と表現されますが、まさにそれ。

静電容量無接点方式のキーボードは、以前使っていたメンブレンのように最後まで打ち込まなくても文字入力することができるため、半押しくらいでOK。

そして、キーを押し込むときに中で干渉?した時に出る音が「スコッ」という音になってるんだと思います。

 

私はメンブレンを使ってたときのクセが残ってて割と打鍵が強い方だと思うんですが、強く押し込んだ時もキーの下に入っているバネの反発が感じられて、それも結構好き。

半押ししても、底打ちしても、どちらも良い押し心地なので「どう打っても心地よい」と感じられるキーボードだと感じました。

 

ちなみに、身近なところだと「セブンイレブン」のATMで使われてるキーが静電容量無接点方式なので、これを触ればHHKBに近い感覚の「スコッ」という感覚を体験できます。

 

打鍵音だけでなく、机への響きも少ないのが嬉しい「しっかりした静音性」

今回のキーボード選びで1番気にしていたのが「静音性」。

 

HHKBはキーの底にバネが内蔵されているので、これが打鍵の衝撃を和らげてくれているんだと思います。

筐体にある程度の高さがあるんですが、使ってみると思ったより高さは感じません。

 

手前のキーの高さは大体500円玉くらいの高さ

 

私は割と指を振り下ろすようにタイピングするので打鍵時の振動が机や床に響いてしまい、結果「音が大きい」状態になっていました。

原因は分かってても打ち方を気にしながら仕事に集中するのは難しいので、キーボードの仕組み(構造)で静かな打鍵音を実現できるモノを探しました。

 

今回購入した『HHKB Professional HYBRID TYPE-S』は、静電容量無接点方式の中でも静音設計の「TYPE-S」モデルで、構造的な静音性はキーボード最高峰。

結果、打鍵音はかなり静かになった、、、と昼間の寝かしつけをしてくれる奥さんに確認しました。笑

 

自分に最適化したキー配置を選べるキーマッピング変更ツールが嬉しい。

キーの打つ時の指やホームポジションは決まりがあるものの、それでもキーボードの使い方は人それぞれ。

「Shift」キー1つ取っても、右をよく使う人もいれば、左をよく使う人もいると思います。(ちなみに私は右派)

 

人によっては「あー、この位置にあのキーがあれば…」と思うケースもあるかもしれませんが、、、大丈夫!

HHKBにはキー配置を変更するための仕組みが2つも用意されています。

 

1つ目がキーボードに内蔵されてる6つのスイッチです。

これでWin/Macのモード変更をしたり、簡単なキーマッピングの変更ができます。

 

私はSW2をONにして、左下の「Fn」を「Control」に変えてます

 

2つ目がキーボード販売元のPFUのサイトからダウンロードできる「キーマッピング変更ツール」です。

下のようにキーボードにあるほとんどのキーを好きなように変更することができ、私が「Caps」を「Control」に変更しています。

 

ドラッグ&ドロップの変更が直感的で分かりやすい

 

独自のショートカットが多いことに注意も必要

『HHKB Professional HYBRID TYPE-S』はWin/Mac両対応のキーボードにも関わらず、シンプルデザインのためにキー数が最小限になっています。

このため、ショートカットキーが普通のキーボードよりも多いのが特徴です。

 

これはHHKBを使ってる人が多く言ってることですが、慣れてくれば違和感なく使えるようになるそうです。

正直、私はまだF1~F12キーがないのに慣れないんですが、その他は割はスムーズに移行することができました。

 

F1~12キーは「Fn」と数字キーの同時押しが必要

 

キー配列に慣れてくると、手首から先の動きだけでほとんどのキーを押せるようになるので、タイプスピードも速くなってきます。

それに最高の打鍵感が加わるので、慣れれば慣れるほど、HHKBの良さが増してくる感覚があります。

 

パームレストは絶対必要というわけではないと思う

パームレストがないと疲れるという意見が多いのが心配でしたが、私は「パームレスト無し」で使っています。

 

使ってみるとそこまでの「高さ」は感じないんですが、HHKBはキートップ自体に高さがあります。

(使っている時はあまり高さを感じてなかったので、撮影してみたら思ったより「高さ」があってビックリしたくらい)

 

近くにあったフリスクと同じくらいの高さだった

 

正直、最後はその人の使い方に寄りますが、元からある程度「手首を曲げて打っている」人は、HHKBを触ってもそこまでキーの高さを感じないと思います。

ホームポジションからキーを撫でるように打つ人は「パームレスト有り」の方が良いかもしれませんが、私のように指を振り上げて打鍵する人には「パームレスト無し」をオススメします。

 

USB接続して使いたい人は別途ケーブルの準備が必要

私はHHKBを「USB接続」で使っています。

詳しくは別の記事「複数PCで同じキーボードを使いたい人に!在宅勤務の便利アイテム『USB切替器』導入」で紹介しているので割愛しますが、会社用・個人用のPCで同じマウス・キーボードを使っていて、それをボタン1つで切り替えるためです。

 

PC切替&給電をしてくれる「USB切替器」に常時接続

 

USB接続するためには当然「USBケーブル」が必要なんですが、HHKBにはケーブルが同梱されていません。

私は普段使っているマウス「MX Anywhere 3」に「Type-C to Type-A」の付属していたケーブルを使ってますが、USB接続して使いたい人は自分でケーブル(キーボード側はType-C)を用意する必要があるので、ここは注意が必要です。

 

とは言っても、HHKBはBluetooth接続もできるし、安定もしているので、もし普段から使っているPCが1台なら「Bluetooth接続」すれば全く問題ないと思います。

 

最後に(まとめ)

今回の記事はここまでです。

 

この記事では、私が探し回って行き着いた納得のキーボード『HHKB Professional HYBRID TYPE-S』を紹介しました。

 

「HHKB」の良かった点

  • ノイズゼロのシンプルデザイン
  • なんとも言えない快適な打鍵感
  • 隣の部屋に響かない静音性
  • キーマッピングを自分に最適化できる

 

「HHKB」のあと1歩な点

  • 独自のキー配置を覚える必要がある
  • USB接続用のケーブルは別途必要

 

静電容量無接点方式のキーボードは高価格なものが多いですが、メンブレンやメカニカルと違って、キーを底まで押し込むことがない分、長期間使い続けることができるのも、このキーボードの特徴です。

私は「一生使うキーボード」と決めて購入しました。笑

 

だからこそキーボードへの愛着も大きいし、同じキーボードを使ってる人は多くないので使ってる人も見つけると「おっ!」と話しかけたくなります。

この記事がそんなHHKB仲間を増やすキッカケになれば嬉しいです。

 

 

それでは!


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