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イチ
2016年にテレワーク中心の働き方へシフトしたIT企業の会社員。
在宅勤務で働く傍ら、デスク周りのガジェットやテレワークの働き方について発信。
Yahoo! JAPAN、ライフハッカー日本版などの外部メディアでコンテンツ制作を行なったり、Webライターとしても活動しています。

【デスクマットは本当に必要なのか?】使って感じたメリット・デメリットとデスクマットの必要性を考えた

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ただでさえ在宅勤務では環境整備にお金がかかるので、余計な買い物はしたくないもの。よく質問されることの1つに「デスクマット」のことがあったので、” 他の人はどう考えてるんだろう? ” と気になって聞いてみました。

イチ

約1~2割は必要なかったと感じていました

この記事では「デスクマットは必要か?」というテーマで、1年以上デスクマットを使って感じたメリット・デメリットを紹介します。

この記事で書いていること

  • デスクマットを敷くメリット
  • デスクマットを敷くデメリット
  • デスクマットをおすすめする人の条件
  • おまけ)私が使うデスクマット紹介

私は「買ってよかった」と思いますが、なんのデメリットもないかと言えばそうでもないのが正直なところ。これからデスクマットを買おうか迷ってる人が買って後悔しないように書いたので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

デスクマットを敷くメリット

冒頭でもお伝えした通り、私はデスクマットを買ってよかったと感じています。その理由は全部で3つです。

デスクマットを使うメリット
  • キーボード打鍵時のデスク振動低減
  • マウス・キーボードが安定する
  • デスク上をキレイに保ちやすい


キーボード打鍵時のデスク振動低減

私がデスクマットを買うキッカケになったのが「キーボード打鍵時の天板の振動を抑えるため」でした。私は指先で叩くように打鍵するクセがあって、普通にキーボードを使うと打鍵の振動が天板に伝わってデスクが振動する感じがします。

この対策として、愛用のキーボードは静音性に特化した HHKB Professional HYBRID Type-S を使い、キーボード裏に振動抑止の専用マットも貼っていますが、それでも隣の部屋で娘が昼寝をするので可能な限り音は立てなくないと考えていました。

HHKBの本体の裏に振動抑止のマットを貼っているのが分かる写真
キーボードにかなりの投資をして静音性を強化

正直、キーボード裏の吸振マットだけでは若干デスクが振動している感じがしていましたが、デスクマットを敷くことで振動時の音はかなり小さくなったと感じています。

デスクマットを敷くだけでデスクの振動はかなり軽減された
イチ

キーボード打鍵時のデスク振動が気になる人はデスクマットを敷くだけでかなり変わるので特におすすめです


マウス・キーボードが安定する

私が合皮のマットを使っていることもありますが、マウス・キーボードを使っていても本体が滑ることがなくなり、安定して使えるようになりました。

デスクマットの上でキーボードを使っている写真
特にキーボードはかなり安定感が増しました

元からマウスもキーボードも重めのものを使っているので横すべりしにくいほうですが、天板表面よりも合皮部分のほうが摩擦が強いので、その分しっかり筐体を支えてくれている感じがします。

特にコンパクトなキーボードを使っていると、乾燥した部屋ではキーボードがズレてイライラする人もいると思いますが、そんな人こそデスクマットを敷いてみてほしいです。


デスク上をキレイに保ちやすい

デスクマットを敷いたことで視覚的に「作業エリア」と「そうでないエリア」が分かれたように感じます。

デスク全体の写真

私の場合、デスクマットの上は「作業エリア」としてよく触るものだけを置くようになりました。

  • 作業エリア (デスクマットの上)
    → マウスやキーボードなど常に触るモノ
  • 作業エリア以外 (デスクマット以外の場所)
    → iPadや会社スマホなど一時的に使うモノ

このエリア分けができたことで一時的にモノを置く「作業エリア以外」の面積が狭くなったので、デスクにモノを置くことが減って結果としてデスク上がキレイになりました。

イチ

これが「デスクにメリハリが出た」「おしゃれになった」と感じる理由だと思います


デスクマットを敷くデメリット

デスクマットを敷く派の私ですが、とはいえデスクマットに不満もあります。こちらも1つずつ紹介していきます。

デスクマットを敷いて感じたデメリット
  • 夏場に少し蒸れる
  • マウスの滑りが悪くなる
  • マットの上だと書類が書きにくい


夏場に少し蒸れる

これは私のように手汗をかくタイプの人間が密着性の高い合皮マットを使っている場合に限ることですが、夏場は少し蒸れる感じがします

デスクマットと手のアップの写真

乾燥肌だったり、grovemadeのようなフェルト生地のデスクマットを使ったりする予定なら関係ありません。

合皮のような革に近い素材のデスクマットは通気性がないと思ったほうがいいので、部屋の湿度が高くなる夏場などは定期的に休憩して手とマットが離れる瞬間を作るのが大切です。


マウスの滑りが悪くなる

木材削り出しのような天板を使ってない限り、天板表面のほうが摩擦の少なく滑らかなはず。そうなると当然、マットの上のほうがマウスの滑りは悪くなります

天板とデスクマットの表面の違いが分かる写真
マットより天板表面のほうが滑らかで摩擦がない

とはいえこれは一長一短で、MX ERGO のようなトラックボールマウスを使ってる場合、滑りにくさはむしろマウスの安定性に繋がるので、むしろメリットです。

デスクマットの上でMX ERGOを使っている写真

普通のマウスを使う場合は多少なりとも滑りが悪くなることを覚悟したほうが購入後のギャップがないと思います。


マットの上だと文字(書類)が書きにくい

デスクマットにもよりますが、基本的にマットの上は文字が書きにくいです。私は在宅勤務をしていて書類に文字を書くのは年末調整くらいですが、マットをめくって書いています。

マットをめくってペンで文字を書いている写真
紙に文字を書くならデスクに直接がベスト

普段から紙とペンを使うことが多い人はマットがあることがむしろ邪魔になると思うので、別の場所で書く前提で購入するのがおすすめです。


デスクマットはどんな人に必要なのか?

実際に1年以上、在宅ワークでデスクマットを使ってみて感じた「こんな人におすすめ」と思う人の条件をまとめてみました。

デスクマット はこんな人におすすめ
  • デスクをキレイに見せたい
  • キーボードの打鍵音などを極力小さくしたい
  • デスクで紙に文字を書くことがほとんどない

私はデスク周りはなるべくスッキリさせておきたかったので、上で紹介した「デスクマットを敷くメリット」にはかなり効果を感じています。ただ、上で紹介した「デスクマットを敷くデメリット」の中でも書類が書きにくいのはたまにストレスに感じることもあるので、文字を書く頻度が多いひとは買わないほうが良いと思います。

私のようにデスクを「PC作業をする場所」として使う人にこそ試してほしいアイテムです。


私の愛用品|YSAGi 防水PUレザーマット

参考までに私が愛用しているデスクマットも紹介しておきます。

防水PUレザーマット
メリット
  • 手頃な価格設定
  • 水に強い防水PUレザー使用
  • 価格の割に見た目が安っぽくない
デメリット
  • レザーマットの割には生地が薄い

私と同じように トラックボールマウスを使う人にとっては上で紹介した「マウスが滑りにくい」というデメリットがむしろメリット(マウスの安定性)になります。

2,000円を切る手頃な値段にも関わらず、見た目も使い心地もしっかりしたデスクマットが手に入ったので本当にいい買い物をしました。これからデスクマットを購入する予定の人は、ぜひ参考にしてみてください。


デスクマットは必要なのか? まとめ

この記事では、「デスクマットは必要なのか?」について、デスクマットを使うメリット・デメリットを紹介しました。

デスクマットを使うメリット・デメリット

メリット

  • キーボード打鍵時のデスク振動低減
  • マウス・キーボードが安定する
  • デスク上をキレイに保ちやすい

デメリット

  • 夏場に少し蒸れる
  • マウスの滑りが悪くなる
  • マットの上だと書類が書きにくい

デスクマットは安価なものから海外で売れているような高級品までピンキリです。

なくても困らないけど、あるとデスク環境が少し豊かになるアイテムなので「自分へのプレゼント」として、ぜひ参考にしてみてください。それでは!


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