” シンプルで使いやすい電源タップがほしい ―― “
デスク周りにアイテムが増えて天板裏がアダプタやケーブルだらけ……なんてことはよくある話。かくいう私もUSB充電したいデバイスが増えたことでそれまで使っていた電源タップだと物足りなくなって買い替えを検討。やっと納得いく電源タップを見つけました。
この記事では、そんな私が見つけたAnker のUSBポート付き電源タップ「PowerPort Strip PD 3」をレビューします。
この記事で書いていること
- PowerPort Strip PD 3 の概要
- 良かった点・惜しい点
- 口コミや評判
- この商品をおすすめする人の条件
“ コンセント以外にUSBポートが1つあれば… “ と考えていた私にとっては「まさにこれ」と思えるアイテムでした!デスク周りの充電環境の見直しを考えてる人におすすめの電源タップなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
メリット
- デスク周りで使いやすいコンパクト設計
- 最大30W急速充電対応のUSBポート搭載
- ケーブルまで真っ白なシンプルデザイン
デメリット
- コンセント数が3つと少なめ
- コンセント毎の個別スイッチがない
私がデスク周りの充電環境作りに使っているアイテムは別の記事でまとめて紹介しています
PowerPort Strip PD 3 の使用感レビュー
私が購入したのはAnkerの「PowerPort Strip PD 3」。コンセント3口のほかにUSB-A/Cポートを合計3つ搭載したUSBポート付きの電源タップです。
クリックすると商品スペックが見られます
PowerPort Strip PD 3 | |
---|---|
サイズ | 幅23.0cm・奥行5.5cm・高さ3.0cm |
重さ | 424g |
ケーブル | 1.8m |
急速充電 | PowerIQ/PD対応 |
ポート数 | コンセント × 3 USB-C × 1 USB-A × 2 |
AC合計出力 | 1,000W |
USB最大出力 | USB-C:30W (PD) USB-A:12W (PowerIQ) |
Ankerは2011年の創業から「Empowering Smarter Lives (よりスマートな暮らしを)」をミッションにしている充電領域のハードウェアメーカー。
今回紹介している「PowerPort Strip PD 3」は、USB-Cポートが 30Wの急速充電 (PD) に対応していて M1 Macbook Air くらいまでなら電源タップから直接給電できます。
ハイスペックPCを除く大抵のデバイスがフルスピードで充電できるので、正直このスペックを見た時点でほとんど即決で購入を決めました。
ここからは実際に PowerPort Strip PD 3 を使ってみて感じた「良かった点」「惜しい点」を紹介します!
コンセント/USBポート搭載なのにコンパクト
私は2台のノートPCに加え、外部モニターや iPadも使うのでデスク周りのアイテムは多めですが、デスク周りのほとんどのデバイスを PowerPort Strip PD 3 で充電しています。
コンセント3口に加えてUSB-A/Cポートも搭載しているので、デスク周りで使いそうなデバイスはひと通り充電できます。
▼ PowerPort Strip PD3で充電しているデバイス
使用ポート | 充電デバイス |
---|---|
コンセント1 | Macbook Pro |
コンセント2 | 外部モニター |
コンセント3 | 電動昇降デスク |
USB-C | iPad Air 4 |
USB-A ① | 二酸化炭素濃度計 |
USB-A ② | -(未使用) |
これだけの充電環境を作ってくれているのに本体はかなりコンパクト。私はデスクの天板裏に設置しています。
PowerPort Strip PD 3は幅が「5.5cm」なので天板裏のスペースが狭い人でも導入しやすいサイズ感。ケーブル配線はなるべくスッキリ見えることを意識しているので、デスク周りの「ごちゃごちゃ感」を減らしてくれるコンパクトなサイズ感はそれだけ十分な魅力でした。
私のケーブル配線整理術は下の記事で紹介しています
USB-Cポートは最大30Wの急速充電(PD)対応
PowerPort Strip PD 3 を購入する1つのポイントになったのが、USB-Cポートが30Wの急速充電 (PD) に対応しているところ。USB-C単体で使えば「30W」の充電出力が出るので、M1 Macbook Air くらいのデバイスなら十分な速度で充電できます。
加えてこの電源タップでは、USB-AにAnkerの独自充電規格「PowerIQ」が搭載されています。PowerLineシリーズ のようなPowerIQ対応の充電ケーブルを使うことで、USB-Aポートからでも最大「12w」の急速充電ができます。
USB-Aと同時利用するとUSB-Cの充電出力が最大18Wまで下がりますが、iPad Air 4 や iPhone 12 mini のような小型デバイスなら18W出力でも十分です。パソコンやモニターなどはコンセントで充電して、サブデバイスをUSB充電するのに使うのがこの電源タップのおすすめの使い方です。
私は別で Satechi のUSB充電器を組み合わせて使っているので、高パワーが必要な場合はこちらの充電器から給電しています。
ケーブルまで真っ白だからデスクで目立たない
PowerPort Strip PD 3 は本体もケーブルも真っ白でデスク周りにあっても映えるくらいのデザイン。
私のように賃貸物件だと部屋の壁紙が白の人が多いと思いますが、PowerPort Strip PD 3 ならスタンディングデスクにしてもケーブルが目立ちしません。
ちなみにケーブルの長さは「1.8m」。在宅ワークが本格化して自宅にスタンディングデスクを導入したいと考える人は、電源タップのケーブルの長さに注意が必要ですが、私が使っている電動昇降デスク(FlexiSpot EF1)では天板を107cmくらいまで上げてもケーブルが引っ張られることなく使えています。
電動昇降デスクの選び方は下の記事で紹介しています
コンセント数が「3つ」と物足りない
完全に「私の場合は」という前提ですが、コンセント数「3つ」は少し物足りないと感じました。
というのも、私のデスク周りにはコンセントが必要なガジェットが「4つ」あります。
- 会社用PC
- 個人用PC
- 外部モニター
- 電動昇降デスク脚
コンセントが足りないという人は PowerPort Strip PD 3 と似たUSB付き電源タップに「PowerPort Strip PD 6」があります。どちらも Anker製でスペックはほとんど同じですがコンセント数が6個あります。
PowerPort Strip PD3 | PowerPort Strip PD6 | |
---|---|---|
ケーブル | 1.8m | 2.0m |
ポート数 | USB-C × 1 USB-A × 2 コンセント × 3 | USB-C × 1 USB-A × 2 コンセント × 6 |
AC出力 | 計1,000W | 計1,500W |
USB出力 | USB-C:最大 30W USB-A:最大 12W |
PowerPort Strip PD 3 / 6 でコンセント数が違うのでAC合計出力も変わりますが、USBポートの数や出力は変わりません。どちらを購入するかはシンプルに ” デスク周りにコンセントはいくつ必要か?” で決めればOKです。
参考までに私がPowerPort Strip PD6を購入しなかった理由を紹介します
実は PowerPort Strip PD 6 を購入しなかった1番の理由は「サイズ感」。PowerPort Strip PD 3 と PowerPort Strip PD 6 では本体の奥行が倍くらいにあるので、デスク裏に設置することを考えるとPowerPort Strip PD 3 一択でした。
PowerPort Strip PD3 | PowerPort Strip PD6 | |
---|---|---|
サイズ | 幅 23.0cm 奥行 5.5cm 高さ 3.0cm | 幅 22.7cm 奥行 9.5cm 高さ 3.0cm |
ほとんどの人は「PowerPort Strip PD 3」で足りると思いますが、スピーカーや照明などデスク周りにアイテムが多い人は「PowerPort Strip PD 6」がおすすめです。
コンセントのON/OFFが一括切り替えのみ
PowerPort Strip PD 3 はコンセント毎の個別スイッチがありません。(一括でON・OFFを切り替えるスイッチのみ)
正直、スイッチを切るシーンはほとんどありませんが、コンセント毎に個別でON/OFFできた方が便利だと思います。
特にリビングや寝室で使うことを想定して購入する人は注意です
PowerPort Strip PD 3 の口コミや評判
TwitterでAnkerの電源タップ「PowerPort Strip PD 3」に関する口コミや評判を集めてみました。
ポジティブな意見だと、ポートの種類の多さやUSB-Cが高出力な点を挙げてる人がいました
AnkerのUSB-C急速充電ができる電源タップが届いたよ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
これでデスク下配線をもっと綺麗にまとめてやっぞ!!!!電源3口は
✔︎27インチモニター①
✔︎27インチモニター②
✔︎USB-Cドック→Mac給電USB-Aは
✔︎ワイヤレス充電器
✔︎LEDライトUSB-Cは
✔︎ガジェット緊急充電用 pic.twitter.com/7W101FtZcD— マサオカ|書斎3.0 (@iMassa07) November 12, 2020
ネガティブな意見は見つかりませんでしたがコンセントが2口のよりコンパクトな電源タップを選ぶ人もいました
一日遅れでクリスマスプレゼントもらいました。
ダイニングテーブルの端に設置。私のPCの電源アダプタとiPhoneの充電がメインです。USBポートが嬉しい。
大きさもここに置くにはちょうどいい✨#ANKER #電源タップ pic.twitter.com/wjhVcCtpiG— ひなちママ (@BktjW4P0M14iyFu) December 25, 2021
PowerPort Strip PD 3 はこんな人におすすめ
実際に使ってみて感じた Anker PowerPort Strip PD 3 をおすすめできるのはこんな人です。
- デスク周りにUSBポートが足りない
- コンセントが必要なアイテムが3つ以下
- 収納が狭く大きな電源タップは置けない
デスク周りにほんの少しUSBポートが足りないというひとも含め、アイテムが少ないシンプルなデスクで働く在宅勤務の人にかなりおすすめできる電源タップです。一方で、モニター2台持ちなどデスク周りにアイテムが多い人はコンセントが6つの「PowerPort Strip PD 6」のほうが良いと思います。
私は PowerPort Strip PD 3 にたこ足のコンセントを繋げてコンセントを4口にして使っていて、これが現時点のベストだと感じています。
Anker PowerPort Strip PD 3 レビューまとめ
この記事では、AnkerのUSBポート付き電源タップ「PowerPort Strip PD 3」をレビューしました。
- デスク周りで使いやすいコンパクト設計
- 最大30W急速充電対応のUSBポート搭載
- ケーブルまで真っ白なシンプルデザイン
- コンセント数が3つと少なめ
- コンセント毎の個別スイッチがない
久々に電源タップを買い替えてみて、電源タップ1つでデスク周りの充電環境はかなり変わるというのを実感しました。
この電源タップさえあれば大抵の人は問題なく充電できるのでデスク周りをすっきり使える電源タップを探している人は、ぜひ参考にしてみてください。それでは!
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