” まずは手軽にデスク環境を作りたい ――― “
最初はリビングのテーブルから始まった私のテレワーク環境も引っ越しを機に仕事専用のデスク環境を持つことに。デスク関連のアイテムはどれも値段が高いので、あれもこれもと買えません。なんとか安くアイテムを揃えられないかと思いついたのが「IKEA」でした。
この記事では、私がIKEAで見つけたデスク周りのおすすめテレワークアイテムを7つ紹介します。
この記事で書いていること
- IKEAのおすすめテレワークアイテム7選
- 各アイテムを選んだ理由
- IKEAで買い物するときの注意点
何が自分に合っていて何が必要なのかなんて使ってみないと分かりません。最初は少しでもコストを抑えて必要だと感じたアイテムを買い足していくのがおすすめなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
最新のデスク環境はこちらで紹介しています
IKEAのおすすめデスク周りアイテム
最初に揃えるアイテムとしてはベストだと思えるデスク環境を作ることができたので、さっそく紹介していきます。
デスク周りのIKEAアイテム
- ヒルヴェル (竹製のデスク天板)
- オディリス (デスク脚)
- フリンタン (デスクチェア)
- コーロン (チェアマット)
- シグヌム (ケーブルラック)
- スコーディス (有孔ボード)
- フィエルボ (アイアンシェルフ)
※ 気になるアイテムに飛べます
ちなみに IKEA は創業地が北欧(スウェーデン)ということもあってか、シンプルで温かみがあるデザインが特徴的なアイテムが多くあります。
- 値段:全体的に低価格
- 拡張性:商品バリエーションが豊富
- 見た目:同じデザインで統一しやすい
多くの商品サイズが統一されているので ” デスク脚だけ別のものに差し替えよう ” と思った時に、脚1本・天板1枚から自由に選べるのが便利でした。
1. デスク天板|ヒルヴェル
私が選んだのは、竹製のちょっと変わった風合いが特徴の「HILVER(ヒルヴェル)」。幅が140cmあって1人用として十分な広さの天板です。
ヒルヴェル | |
---|---|
サイズ | 幅140cm・奥行65cm・厚さ3cm |
重さ | 約8kg |
素材 | 竹製 |
プライベート用・仕事用で2台のパソコンを置きたかったのもありますが、メモを取ったり、ブログ用の物撮りスペースに使ったりと色んな用途で使えるように広めの天板を選びました。
値段が1万円ほどするので似た「LINNMON(リンモン)」と迷いましたが、ヒルヴェルを選ぶ基準になったのは「天板の強度」です。
リンモンは天板内部が空洞になっていて構造上どうしても強度が弱くなり「モニターアームをつけると机が割れる」というレビューがありました。
補強用の鉄板を使えば問題ないですが、それなら天板の強度にお金をかけても同じだと思い、天板内部に空洞がないヒルヴェルを選択。
私はエルゴトンのモニターアームを使って27インチの外部ディスプレイを設置していますが、問題なく取り付けることができました。
IKEAには色々なデスク天板があるので、どう使うのかをイメージして自分の使い方に合った材質や大きさのものを選ぶと失敗しにくいと思います。
将来的にモニターアームをつけたいなら「ヒルヴェル」がおすすめです。
2. デスク脚|オディリス
デスク脚は1本300円台。おそらくIKEAで最安のデスク脚であろう「ADILS(オディリス)」を購入。壁の色に合わせて「ホワイト」にしました。
オディリス | |
---|---|
素材 | スチール製 |
その他 | 天板の厚みは2.5cm以上を推奨 |
” 天板はこだわりたいけど、脚は安く済ませたい ” と考える人にピッタリです。
同じIKEA製品であれば付属の部品をつけるだけで簡単にデスクに脚を固定できます。
あまりの安さに品質が心配でしたが、しっかりとデスクを支えてくれています。この値段でどうやって採算を取っているのか分からないくらいのコスパアイテムです。
ちなみに今は座りっぱなしで作業するのが辛くなって、デスク脚は電動昇降デスクに変えました。
IKEAにもスタンディングデスクに使えるデスク脚がありますが、好みの高さにワンタッチで変更できる機能性に惹かれて FlexiSpot EF1 を愛用しています。
3. デスクチェア|フリンタン
正直、オフィスチェアが1番迷いました。とはいえ椅子がないと仕事にならないので必要な機能を絞って「FLINTAN(フリンタン)」というオフィスチェアにアームレストのオプション「NOMINELL(ノミネル)」を付けました。
フリンタン | |
---|---|
サイズ | 幅74cm・奥行69cm・高さ60cm |
重さ | 約2kg |
最大荷重 | 110kg |
その他 | アームレストは別売り |
個人的には若干座面が固い印象だったのでクッションを敷いていますが、その他は背もたれなどの使い心地も上々です。
固い座面が苦手という人はクッションを敷くだけで座り心地はかなり良くなるので、椅子を買い替える前にぜひ試してみてください。私はこれを敷いています。
ちなみに今はリクライニング機能がついたオフィスチェアに変えてました
ちょっとした休憩などで背伸びをしたり、背中を伸ばしたりできるので、快適に使えています。こちらは別の記事で使用感をレビューしているので、気になる人は見てみてください。
4. チェアマット|コーロン
私が購入したオフィスチェアは比較的軽くてキャスターも付いていますが、座ったまま移動すると60kg超の力で床を滑ることになります。
” 賃貸物件の床だからキズはつけたくない… ” と思い、床へのキズ防止策としてチェアマット「コーロン」を購入しました。
コーロン | |
---|---|
サイズ | 幅120cm・奥行100cm・厚さ0.2cm |
重さ | 約2.5kg |
素材 | PET樹脂, ポリウレタンプラスチック |
椅子とマットを合わせても13,000円ほどで揃うので、床の修理代を考えれば最初に準備するオフィスチェア&チェアマットとして手頃な値段のアイテムだと思います。
5. ケーブル収納ラック|シグヌム
デスク周りは常にスッキリさせておきたいと思い、ケーブルオーガナイザー(ケーブルラック)の「シグヌム」を購入しました。
デスク周りにモノが増えるとケーブル配線はごちゃごちゃしてきます。こういうごちゃっとしたケーブルが目に入ると気が散るのでケーブルラックを使って天板裏にまとめることにしました。
PCデスク周りのケーブル配線整理はケーブルラックを使って1ヵ所にケーブルをまとめるのが簡単なので本当におすすめ。
天板に固定するために電動ドライバーでネジ止めが必要ですが、それさえ終わればあとは「ケーブルを乗せるだけ」という手軽さが気に入ってます。
ちなみに今はより収納力の高い、サンワサプライのケーブル配線トレーに変えました。
在宅勤務が本格化したことでデスク周りにアイテムが増えて、IKEAのケーブル配線トレーだと乗り切らない事態になってしまい、サンワサプライのケーブル配線トレーに買い替えました。
IKEAのケーブル配線トレーより値段は高いですが、収納力と見た目はサンワサプライのほうが上だと思うので、デスク周りに色々なガジェットやデバイスを置きたい人は参考にしてみてください。
6. 有孔ボード|スコーディス
デスクの上をスッキリさせるためにはモノを置かないのが1番ですが、そうは言っても頻繁に使うモノは近くに置いておきたい。そんな「たまに使うモノの定位置」を作るために有孔ボード「スコーディス」を購入しました。
私は在宅ワークが主なのでテレビ会議で使うスマホやケーブル、PCスタンドなどを「見せる収納」として飾っています。
オシャレかどうかはさておき、デスク上に置いておくよりもどこに何があるか分かりやすく見た目も良くなりました。
” デスクはスッキリさせたい。でもモノは近くに置きたい ” と考える人は、空いている壁スペースを活用してみるのがおすすめです。
7. スチールシェルフ|フィエルボ
デスク周りに置ききれないアイテムを収納するのに購入したのがスチールの骨組みが特徴の「FJÄLLBO (フィエルボ)」というユニットシェルフ。
フィエルボ | |
---|---|
サイズ | 幅100cm・奥行36cm・高さ95cm |
重さ | 約17kg |
素材 | スチール製 |
普段使わない書類や本などをしまったり、最上部はスマホなどの充電スタンドを置いたりと、” デスクに置きたくないけど近くに置いておきたい ” と思うアイテムをまとめて収納してくれています。
デスクの近くに置いておきたいけど目には触れたくないアイテムや、デスク周りを黒系のアイテムで統一している人にはピッタリだと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
私のデスク整理はこのアイテムがないと成立しない状態になってます
デスク周りのアイテム整理はモノを減らすのが1番重要ですが、その次は全てのアイテムを収納できる棚などが必要不可欠です。私のデスク周りの整理術は別の記事でまとめているので、よければ参考にしてみてください。
IKEAでデスク関連グッズを購入する注意点
実際に初めてのデスク環境をオール IKEAで揃えてみて、” ここは注意ポイントだな ” と思ったことを「3つだけ」紹介します。これから IKEAを使おうと思ってる方は参考にしてみてください。
1. 組み立てに電動ドライバーは必須
今回は「デスク環境」という割と大きめのアイテムばかりを購入したこともありますが、組み立てに「電動ドライバー」は必須です。
実は私、最初はIKEAに売っていた小さい電動ドライバーを使っていましたが、正直、見た目がイマイチ。使っていてパワー不足は感じませんが、長く使うものなので見た目もこだわるべきでした。
今は同じ出力で見た目もシンプルなMIJIAの電動ドライバーを愛用してます。(パワーはIKEAのものと同じ3.6Vのものです)
IKEAの電動ドライバーは機能的に1つだけ問題があって、天板裏にノートPCホルダーをDIYした時に本体とドライバーが近すぎてネジが締めにくいケースがありました。
MIJIAのようなドライバーの長さを延長できるアダプタがあると本当に便利で、私のような失敗をせずにデスク環境を作ることができるので参考にしてみてください。
2. 説明書がほぼ「絵」のみ
すべてのIKEA製品に言えることですが、説明書に文字(手順)の記載がほとんどありません。説明書の絵と自分が作ってる製品を見比べながら作らないと失敗の可能性があります。
もう慣れましたが私は最初「分かりにくっ」と思いました。人によっては説明書が見にくいかもしれないので注意してください。
3. 配送料が高い
デスクアイテムみたいな重いモノを無料で運んでもらおうというのがおこがましいですが、Amazonプライムの「配送無料」が当たり前になってる私にとってIKEAの配送料は高く感じました。
レンタカーを借りて買いにいくよりも全然安いのでコスパは良いですが、実はIKEAの製品は一部Amazonでも販売しています。
プライム会員になってIKEAで探す前にAmazonをチェックしたほうがお得になることが多いので、参考にしてみてください。
[IKEA] デスク周りのおすすめアイテムまとめ
この記事では、私がIKEAで見つけたデスク周りのおすすめテレワークアイテムを紹介しました。
デスク周りのIKEAアイテム
- ヒルヴェル (竹製のデスク天板)
- オディリス (デスク脚)
- フリンタン (デスクチェア)
- コーロン (チェアマット)
- シグヌム (ケーブルラック)
- スコーディス (有孔ボード)
- フィエルボ (アイアンシェルフ)
※ 気になるアイテムに飛べます
正直にいうと、IKEA商品のデザインや機能性は良くも悪くも「普通」だと思います。
ただ、色々なメーカーを見比べる手間を考えると、お金をかけずにデスク環境のアイテムを揃えるうえで「IKEA」はかなり良い選択肢だと感じました。
メリット
- 値段が比較的リーズナブル
- シンプル&温かみのある北欧デザイン
- サイズが統一されていて拡張性が高い
デメリット
- デザイン/機能性重視の人には物足りない
” 手頃な価格帯でいいからデスク周りのアイテムをひと通り揃えたい ” という人にはピッタリなので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに私の今のデスク環境は別の記事で紹介しているので、こだわりのデスク環境を作りたい人はぜひ読んでみてください。それでは!
▼この記事の中で紹介した参考記事