” コンパクトで使いやすいリストレスト ―― “
テレワーク(在宅勤務)になってから打ち心地を追求して HHKB Professional HYBRID Type-S というキーボードを使うようになり、打ち心地は最高なんだけどキーが全体的に高いのが少しネックでした。
以前は長いパームレストを使ったりもしたんですが、汗っかきなこともあってなるべく腕との接地面接が小さいものを探していて、そんな時に見つけたのがこのリストレスト。
この記事では、DeltaHubのマウス用可動式リストレスト「Carpio 2.0」をレビューします。
この記事で書いていること
- Carpio 2.0 の概要
- 良かった点・惜しい点
- 口コミや評判
- この商品をおすすめする人の条件
必要最小限、手首が触れるであろう形にデザインされてるのが私にピッタリだと感じて試してみた結果、レビュー用としてサンプル提供いただいたモノに加えて自分でもう1つ購入してしまいました。笑
“ デスク周りはスッキリさせておきたい。でも、リストレストは欲しい “ という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
メリット
- リストレスト/パームレスト両方に使える
- 手首が圧迫される痛みがなくなった
- マウス・キーボードの形によらず使える
デメリット
- 長時間使うと少し蒸れる
- 高さのあるキーボードだと物足りない
DeltaHub公式代理店 Long Field様から商品をご提供いただき、レビューしております。
DeltaHub Carpio 2.0 の使用感レビュー
私が使っているのは、DeltaHubの可動式リストレスト「Carpio 2.0」。
クリックすると商品スペックが見られます
Carpio 2.0 (S) | Carpio 2.0 (L) | |
---|---|---|
種類 | 可動式リストレスト | |
サイズ | 幅8.5cm 奥行3.9cm 高さ1.4cm | 幅9.5cm 奥行4.3cm 高さ1.4cm |
重さ | 14g | 19g |
カラー | ブラック / グレー / ホワイト | |
素材 | シリコン / PTFE |
世の中にはサイズ・素材などの違う色々なリストレストがありますが、私が「Carpio 2.0」の1番気に入ったのが「デザイン」。
手のひらの中でも手首に近い部分だけが触れるように設計されていて、手のひらに合わせた形状をしているのでフィット感がハンパじゃありません。
サイズ感は小さいですが、リストレストとしての役割は十分に果たしてくれています。
ここからは Carpio 2.0 を使ってみて感じた「良かった点」「惜しい点」を紹介します
リストレストでもパームレストでも使える
Carpio 2.0 の最大の特徴が「可動式」であるという点。裏面は滑りやすい樹脂素材で出来ています。
これによってマウス操作するときの腕の動きに合わせてリストレストが追従してくれます。この可動性を利用してマウス操作では「リストレスト」として、キーボード操作では「パームレスト」として使っています。
私が好きなデスク環境が「デスクの上にあるのはマウスとキーボードだけ」というのが理想だったので、Carpio 2.0 のサイズ感はピッタリでした。
手首の圧迫されるような痛みが消えた
Carpio 2.0 は医療の専門家も交えて設計された独特なデザインをしています。
公式サイトの説明によるとこれは「手首のレストではなく、手のひらのレスト」とのこと。
手首のレストではなく、手のひらのレストです。また、手と一緒に滑って手首のずれを減らし、腕や肩の動きを可能にします
DeltaHub公式サイトより抜粋
手首の位置をあげることで手首の下側にある血管の血液供給を邪魔することなく、手根管症候群のリスクを下げる狙いでデザインされています。
写真で見ると些細な変化ですが、体感(手の負担)としてはかなりの違いを感じます。手のひらを持ち上げてくれるのでデスクに直接手を置いていたときに感じていた「圧迫されるような痛み」が無くなりました。
マウスやキーボードの形状に左右されず使える
Carpio 2.0 は「手首ではなく手のひらを置く」レスト。小さく手のひらに収まるサイズ感なので、今までのマウスやキーボードの位置から変えることなく、リストレスト(パームレスト)として導入できます。
これが意外と良くて、リストレスト(パームレスト)を購入するときに考えるような下のような悩みを一切持つことなくなります。
- レストの横幅はどれくらい必要?
- マウス操作の邪魔にならない位置はどこ?
- キーボードと同じ幅のものはどこで買える?
本体は手のひらに合わせたデザインなので、MX ERGOのような独特な形状のマウスでも問題なくフィットしました。
パームレストが付属したキーボードのような特殊なケースは除きますが、ほとんどの人が手持ちのマウスやキーボードに合わせられるはずです。
ジャストフィットゆえに長時間使うと蒸れる
Carpio 2.0 は手のひらにしっかりフィットするように設計されています。
手のひらに変なすき間があくことがないがゆえに、夏場などは長時間使っていると手が蒸れる感覚がありました。
これは他のリストレストでも言えることかもしれませんが、Carpio 2.0 は可動式で常に手の動きに追従してレストと手首が離れる瞬間が他のものより短いので、汗っかきの人は気になるかもしれません。
キートップの高いキーボードだと高さ不足
私はリストレストとしてはもちろん、キーボード(HHKB)のパームレストとしても使っています。
私はどちらかといえば手首が強い部類なのでHHKBくらいの高さのキーボードでも手のひらが痛むくらいですが、手首が痛くてパームレストを導入しようと考えてる人にとっては高さが物足りないかもしれません。
メンブレンやパンタグラフ、ロープロファイルのような比較的キートップが低いキーボードのパームレストとして使うのが良いと思います。
DeltaHub Carpio 2.0 の口コミや評判
TwitterでCarpio 2.0に関する口コミや評判を集めてみました。
ポジティブな意見だと使い心地の良さや手首の負担軽減を挙げてる人が多い印象です
ちょっと前に買った可動式リストレスト DELTAHUB Carpio2.0
使い始めはキーボード操作からベストポジションに手の位置を戻すのが煩わしかったが、10日間ほど使ってだいぶ慣れてきた。
体質的に手の痺れが出やすいんだけど、確かにマシになってる気がする🤔
軽いマウスと併せると特に良い。 pic.twitter.com/G7znJKZtBP— イチナカユウタロウ (@ichinakayutaro) September 13, 2022
目から鱗の逆転発想。キーボードやマウスの使い心地や生産性にこだわる方、今お使いのパームレスト・リストレストにしっくり来てない方は、一度体験してみて損はないと思います。
手首に合わせて動く可動式リストレスト CARPIO2.0 #note https://t.co/pVhtj5maK1
— takuji.eth (@takujihashizume) November 20, 2021
ネガティブな意見だとサイズの選び方が分かりにくいことや高さのあるキーボードでの使用感が不安な点を挙げてる人がいました
Carpio2.0って大きさあるのね。
小さいのと大きいのサイズ感わからん。どうしたらいいの?そもそもHHKBで使っている人多いけど、実際に使えるの?高さ低くない?大丈夫そ? pic.twitter.com/NjatlkBpTK
— ちから | ガジェットとインテリア (@insNote_C) October 25, 2022
DeltaHub Carpio 2.0 についてのQ&A
ここでは、Carpio 2.0 についての質問に一問一答形式で回答しました。
DeltaHub Carpio 2.0 はこんな人におすすめ
実際にDeltaHubの「Carpio 2.0」を使ってみて「こんな人におすすめ」と思う人の条件を考えてみました。
- 大きなリストレストは置きたくない
- デスク上に広い作業スペースを確保したい
- マウス・キーボードで兼用できるリストレストがほしい
手の動きにあわせて追従してくれる「可動式」である点がこのリストレストの最大の利点です。
コンパクトで持ち運びも苦にならないサイズ感で、テレワークなど外出先でもマウスを使うことが多い人にこそ試してほしいアイテムなので、ぜひ参考にしてみてください。
DeltaHub Carpio 2.0 レビュー まとめ
この記事では、DeltaHubの可動式リストレスト「Carpio 2.0」をレビューしました。
- リストレスト/パームレスト両方に使える
- 手首が圧迫される痛みがなくなった
- マウス・キーボードの形によらず使える
- 長時間使うと少し蒸れる
- 高さのあるキーボードだと物足りない
なるべくリストレストやパームレストが目立たないデスク環境を目指していたので、必要最小限のサイズ感&可動式というデザインが私にピッタリでした。
小さくて使いやすいリストレストを探している人はぜひ参考にしてみてください。それでは!
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