” ケーブル1本で全てのデバイスと繋がりたい ー “
在宅ワークになって色んなデバイスを置くようになり、PCデスク環境がごちゃごちゃしてしまう……私もそんな凝り性「あるある」を持つ1人でデスク周りのケーブル配線には特に神経をすり減らしてましたが、そんな暮らしも昔の話。
この記事では私のデスク周りをスッキリ環境に変えてくれたThunderbolt3ドッキングステーション「CalDigit TS3 Plus」をレビューします。
この記事で書いていること
- CalDigit TS3 Plus の概要
- 良かった点・惜しい点
- 口コミや評判
- この商品をおすすめする人の条件
決して安くない買い物ですがドッキングステーションが1つあるとデスク周りの快適さが段違い。スッキリしたデスクで作業したい人にもピッタリなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- ケーブル1本でPC給電+デバイス接続完了
- 最大15ポート拡張で「足りない」がない
- ポート穴が本体裏なので配線整理が楽
- 付属のThunderboltケーブルが少し短め
- 付属のバッテリーがかなり大きい
CalDigit様から商品をご提供いただき、レビューしています
CalDigit TS3 Plus の概要
今回紹介するのはThunderbolt 3 ドッキングステーション「CalDigit TS3 Plus」。ケーブル1本繋ぐことでPC給電とポート拡張を1度に実現するアイテムです。
クリックすると商品スペックが見られます
CalDigit TS3 Plus | |
---|---|
サイズ | 幅40.0mm・奥行98.44mm・高さ131.0mm |
重さ | 0.47kg |
対応OS | macOS10.12以降 Windows 10以降 |
I/F | Thunderbolt™ 3 x 2 DisplayPort 1.2 x 1 USB-A 3.1 Gen 1 (5Gb/s, 7.5W) x 5 USB-C 3.1 Gen 2 (裏,10Gb/s, 7.5W) x 1 USB-C 3.1 Gen 1 ( 表,5Gb/s, 7.5W) x 1 SDカードリーダー(SD 4.0 UHS-II) x 1 光デジタルオーディオ (S/PDIF) x 1 ギガビットイーサネット x 1 アナログオーディオ入力(ステレオ) x 1 アナログオーディオ出力(ステレオ) x 1 |
付属品 | 本体×1 電源アダプタ(180W)×1 電源コード×1 Thunderbolt3ケーブル(100W)×1 |
拡張できるポート数は最大15個。これだけの拡張性があれば在宅ワークで働く会社員はもちろんブロガーも安心して使えます。
私は下のポートを特に頻繁に使います
- PC給電(USB-C)
- マウス接続(USB-A)
- モニター接続(DisplayPort)
- webカメラ接続(USB-A)
- SDカードリーダー
本体をデスクの天板下に設置したことで全てのケーブル接続を手元で調整できるようになったので、かなり気に入っています。
正直使い方の割にスペースが高すぎると思いますが、これはCalDigitさんのプレゼント企画でいただいたもので運命として使ってます。笑
CalDigit TS3 Plus の使用感レビュー
ここからは実際に CalDigit TS3 Plus を使ってみて感じた「良かった点」「惜しい点」を紹介します。
- ケーブル1本でPC給電+デバイス接続完了
- 最大15ポート拡張で「足りない」がない
- ポート穴が本体裏なので配線整理が楽
- 付属のThunderboltケーブルが少し短め
- 付属のバッテリーがかなり大きい
ぜひ購入前の参考にしてみてください。
ケーブル1本でPC給電+全デバイス接続完了
CalDigit TS3 Plus は電源タップから電力給電をしていてこれ1つで87Wで電力供給しながらPCのポートを拡張できるので、PCにケーブル1本挿すだけで全てのデバイスとの接続が完了し、作業を始めることができます。
ポート拡張も最大15ポートあって種類も豊富でテレワークには十分すぎるレベルなのでこれさえあればデスク周りのデバイスが接続できないと悩む心配はないはずです。
拡張できるポートの種類 | 表のポート数 | 裏のポート数 |
---|---|---|
Thunderbolt3 | 0 | 2 |
DisplayPort 1.2 | 0 | 1 |
USB-A (3.1 Gen1) | 1 | 4 |
USB-C (3.1 Gen1) | 1 | 0 |
USB-C (3.1 Gen2) | 0 | 1 |
SDカードリーダー | 1 | 0 |
光デジタルオーディオ | 0 | 1 |
ギガビットイーサネット | 0 | 1 |
アナログオーディオ入力 | 0 | 1 |
アナログオーディオ出力 | 0 | 1 |
特に何かと使うことが多いUSB-A/USB-Cポートは複数搭載されているので、キーボードやマウスを有線で使いたい人でも満足できると思います。
ポートが本体裏に集結してるから配線整理が楽
CalDigit TS3 Plus はほとんどの拡張ポートが本体裏に挿せる設計なので、たくさんのケーブルを使っても配線がごちゃごちゃしにくい設計です。
全てのポートを使う人は稀だと思いますが、これだけ挿してもデスク上にケーブルがゴチャつかないのはかなり便利。
USBハブの場合、本体が小さい代わりに左右からケーブルを挿すデザインになっているものが多いのでデスク周りで使うには取り回しが悪くなりがちですが、CalDigit TS3 Plus ならほとんどのケーブルを本体裏からすぐデスク下に隠せるのでスッキリしたデスク環境を作りたい人には刺さると思います。
付属のThunderboltケーブルは少し短め
CalDigit TS3 Plus にはThunderbolt3ケーブル(認証済み 40Gb/s・最大100W)が付属していますが、ケーブルの長さが70cmしかないのは少し短いように感じました。
私は幅140cmのデスク天板裏にノートPCとCalDigit TS3 Plus を設置してピッタリ。モニターを挟んで左右にドッキングステーションとノートPCを設置したい人には長さが足りないと思います。
ノートPCをデスク上に置く場合はデスク中央かノートPCの横に設置するのが付属ケーブルの限界だと思うので、それ以外の設置場所を検討している方は別売りのThunderboltケーブルを購入したほうが無難です。
付属の電源アダプタが大きいので収納に注意
CalDigit TS3 Plus はケーブル1本繋ぐだけでPCを87Wの高出力で充電できるだけでなく、他のUSB-A/Cポートも充電用として使えるようにするため、電源アダプタがかなり大きい設計になっています。
電動昇降デスクやモニターのような大型アイテムの電源タップと比較しても遜色ないくらいの大きさなので、デスク周りでのケーブル配線整理や電源アダプタの収納には注意が必要です。
私はデスク裏にケーブル収納トレーを設置して、その中に電源アダプタを収納することでデスクの上や下で電源アダプタやケーブルがぶら下がらないようにしています。
これ1つあればデスク周りでごちゃごちゃしがちなケーブルや電源タップをキレイに収納しておくことができるので、ぜひチェックしてみてください。
CalDigit TS3 Plus の口コミや評判
Twitterで「CalDigit TS3 Plus」に関する口コミや評判を集めてみました。
ポジティブな意見だと、拡張性の高さやケーブルを本体の後ろから挿すことでデスクのごちゃつき感が減ることに対する意見が多い印象
ネガティブな意見は見つかりませんでしたが、値段の高さについての意見がありました(確かに3万円超は腰が引けるかも…)
CalDigit TS3 Plus はこんな人におすすめ
実際に使ってみて感じた CalDigit TS3 Plus をおすすめできるのはこんな人です。
- PC接続したいデバイスが多い
- デスク周りをスッキリ快適に使いたい
- ケーブル1本で全てのデバイスと接続したい
デスク周りで使うデバイスがノートPC+マウス、キーボード、外部モニターくらいの方であれば、USBドッグよりもUSBハブを購入した方が安い値段で使い勝手も良いと思いますが、Webカメラや有線イヤホンも繋いだり、SDカードも差したいみたいな方にとってはかなり使えるアイテムです。
デスク周りのケーブル配線のごちゃごちゃもかなり解消できるので、ぜひ参考にしてみてください。
CalDigit TS3 Plus レビューまとめ
この記事では私が愛用するドッキングステーション「CalDigit TS3 Plus」をレビューしました。
- ケーブル1本でPC給電+デバイス接続完了
- 最大15ポート拡張で「足りない」がない
- ポート穴が本体裏なので配線整理が楽
- 付属のThunderboltケーブルが少し短め
- 付属のバッテリーがかなり大きい
正直USBドッグは人を選ぶアイテムだと思います。デスク周りにモノが多い在宅ワーカーや写真を取ることが多いブロガーのような人にはオススメですが大半の人にはスペック過多かもしれません。
逆に言えば、普通以上にデバイスを持っていたりケーブル1本で全てのデバイスと繋がる世界に足を踏み入れたい人にはこれ以上ないアイテムなので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは!
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