どうも、こんにちは。
MILIBLOのイチ( ichi_MILIBLO)です。
仕事デスクに座りっぱなしだと、腰が痛くなったり足がだるくなったりと、身体の色んなところが悲鳴をあげてきます。
私は在宅勤務が本格化したタイミングで「電動昇降デスク」を導入しましたが、購入前には色んな不安がありました。
“電動ドリルで穴あけするのは難しそう“
“DIYは経験が少ないからうまくできるか心配“
“自分でデスクに合うパーツを探すのは大変そう“
とはいえ身体が限界だったこともあって購入しましたが、DIY初心者だったので天板裏に失敗の穴を開けながらの完成になってしまった思い出があります。
” もうちょっと簡単に組み立てられれば… “ と思っていたところ、パーツの組み立てが簡単になった電動昇降デスクが登場したので紹介します。

この記事ではFlexiSpotのサブブランドであるSANODESKから出た電動昇降デスク「E150」をレビューしていきます。
この記事で書いていること
- SANODESK E150 の概要
- FlexiSpot EF1との違い
- 良かった点・惜しい点
- 組み立て時の注意点
私はFlexiSpotの電動昇降デスク「EF1」を使っているので、今回は FlexiSpot EF1 と比較して「E150ってどういうメリット・デメリットがあるの?」というところにも着目しました。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ここが良かった!
- USB Type-A/C搭載でアダプタが不要
- トレーやフックが同梱されていて準備不要
- DIY初心者でも組み立てやすいモジュール式
ここが惜しい…
- 積載重量が「50kg」と少し物足りない
- 天板が薄いので別売り商品をDIYしにくい
SANODESK(FlexiSpot)様から商品をご提供いただき、レビューしております。
この記事の目次
SANODESK E150 の概要
今回組み立てたのは、SANODESKから出たモジュール式の電動昇降デスク「E150」です。

ぱっと見では他の多くの電動昇降デスクと同じですが、最大の特徴は「モジュール式」であるということ。
SANODESKの親ブランドになる FlexiSpot では購入時に「デスク脚のみ」「天板とデスク脚セット」を選ぶことができますが、SANODESKでは「天板とデスク脚セット」しかありません。
ここがモジュール式を選ぶときの特徴です。天板とセットしか選べないのではなく、天板とセットだからこそ簡単に組み立てるための工夫がなされています。
天板やデスク脚、フックに至るまである程度の組み立てが終わっており、DIY初心者でも部品を繋げるだけで簡単に組み立てられるのが他とは違う特徴です。
SANODESK E150 の良かった点
ここからは実際に電動昇降デスク「E150」を使って感じた「良かった点」を紹介します。
ここが良かった!
- USB Type-A/C搭載でアダプタが不要
- トレーやフックが同梱されていて準備不要
- DIY初心者でも組み立てやすいモジュール式
せひ購入前の参考にしてみてください。
デスク初心者向き!デバイスが少ない人ならこれ1台で充電環境がまかなえる
E150 はDIY初心者にも組み立てやすい「モジュール式」なのが大きなウリですが、それより驚いたのは操作パネルに「USB Type-A/Cポート」が搭載されている点。
これをうまく使えば、ACアダプタや充電器をデスク周りから完全に無くせる可能性すらあります。

特にUSB Type-Cは最大「45W」の充電出力があるので、スマホやタブレットはもちろん、Macbook Proのような高パワーを必要とするデバイスにも対応できます。
注意点としては一時的に充電出力が切れるシーンがあるところ。
- Type-A併用時 (Type-C出力は22.5Wに低下)
- デスク昇降時 (USB充電機能が止まる)
一時的に給電が途切れることで再起動がかかってしまうPCの場合は、メインPCの給電ポートとしての利用は難しいと思います。
その場合は、日中の作業はパソコン本体のバッテリーを使いつつ「休憩中に気軽に使える充電ポート」として活用するのが良さそうだと感じました。
ケーブルトレーやフックは同梱済み!作業デスクとして必要なアイテムは揃っている。
実際に使ってみて、E150 は電動昇降デスクというより「初心者向けデスク環境フルセット」に近いものだと感じました。
天板やデスク脚といった「作業デスク」として必要なパーツだけでなく、ケーブルトレーやフックのような「あると嬉しいアイテム」も同梱されています。


特にケーブルトレーは別売りのモノを購入すると、DIY (≒電動ドリルでのネジ止め) が必要なものが多いので、デスクと一緒にこういったアイテムが手に入るのはDIY初心者の人ほど助かるはずです。
とはいえ、ケーブルトレーの容量は大きくないので電源タップや充電器などをたくさん置くのは難しいサイズ感。
個人的には(あまりモノを置きたくないから)” デスク周りにはモニターとパソコンが置ければ十分 ” という人にピッタリだと思います。
DIY初心者が組み立てやすい工夫が豊富!穴開けが終わっているから組み立てるだけ
E150 は「DIY初心者でも組み立てやすいように」という工夫が至るところに感じられるデスクです。例えば、天板裏に事前に開けられた「ネジ穴」。

私がFlexiSpot の電動昇降デスクを組み立てるときに1番苦労したのが「天板への穴あけ」でした。
- 付属品の寸法を測って
- ネジ穴の位置を確認して
- 電動ドリルでネジを打ち込む
文字にするとたった3ステップですがDIY初心者にとっては難しい作業で、私は天板裏に失敗の穴をあけながらなんとか完成させました。

E150 だとネジ穴が事前にあけられているので、あとはネジを締めるだけ。これは失敗している私だから思うのかもしれませんが、本当に有難いサポート。
穴が空いているとネジも締めやすく、電動ドリルを使わずドライバー1本で組み立てることができたのは、もはや感動レベルです。

また、途中で気付いたんですが、ドライバーの先が磁石になっているので、手を使わなくてもネジを押さえられるようになっています。

こういう細かい工夫が全ての部品取り付けで効いてくるので、デスクの組み立ては1時間もかからずに終わりました。
SANODESK E150 の惜しい点
ここからは実際に電動昇降デスク「E150」を使って感じた「惜しい点」を紹介します。
ここが惜しい…
- 積載重量が「50kg」と少し物足りない
- 天板が薄いので別売り商品をDIYしにくい
せひ購入前の参考にしてみてください。
積載重量が50kg。十分なスペックだけど他と比べると少なめ。
E150 のスペックを見たときに気になったのが「積載重量」。つまり、デスクの上にどれだけモノを乗せられるか?です。
E150の積載重量「50kg」は他と比べると少なめ。とはいえ、50kgあれば1人用デスクとしては十分です。参考までに私のデスクにあるアイテムの総重量を測ったら「13.73kg」でした。
外部モニター | 4.80kg |
モニターライト | 0.53kg |
会社用PC (Macbook Pro) | 1.37kg |
個人用PC (ThinkPad XS280) | 1.13kg |
モニターアーム | 3.40kg |
キーボード・マウス | 約1kg |
ケーブル・アダプタ類 | 約0.5kg |
その他 (デスクマット・カバンなど) | 約1.0kg |
ちなみにメーカーに直接確認したところ、積載重量に「天板の重さ」は含まれていないそうなので、私の場合はモニターやPC含めて今あるアイテムを全て3倍にしてもまだ載せられるくらいの余裕があります。
私は在宅勤務メインなので、個人・仕事で使うモノを両方載せていますが、全く問題なく使えています。

” 自作のデスクトップPCをデスク上に置きたい ” というような特別な条件がない限り、積載重量オーバーを心配する必要はありません。
ただ、将来的に趣味の幅が広がってデスク上に置きたいモノが増えたときの「拡張性」を考えると、もう少し積載重量があっても良かったと感じました。
完全なDIY初心者向けデスク。それゆえDIYerには向かない
事前にネジ穴が開いていたり、デスク周りの付属品が同梱されていたりと、E150 はDIY初心者でも組み立てやすいデスクです。
ただその反面、自分でDIYしてアイテムを取り付けたい人には不向きなデスクだと感じました。例えば、天板の厚さです。

E150 の天板の厚さは「1.6cm」とネジ止めして何かを取り付けるには少し薄い仕様です。
別売りのケーブルトレーなどを設置するには、薄い天板でも取り付けられるアイテムを探す必要があるので、私のようにデスク周りにパソコンを2台置いていたり、USB充電器を別で使っている人はモノを選別する必要が出てくるかもしれません。
逆に、” デスクで使うPCは1台だけ。外部モニターさえ使えればいい ” 人にとってはデメリットになりません。
ということで、E150 は「デスク環境をDIYするのは難しい。でも、電動昇降デスクがほしい」という人に最適なデスクだと感じました。
SANODESK E150 の組み立て方法と注意点
ここからは私が実際に「E150」を組み立てたときの体験談と作業時の注意ポイントを紹介します。
E150 は組み立てに必要な「ドライバー」や「レンチ」といった工具が全て同梱されているので、組み立てのために自分で準備するモノは何もありません。
説明書に沿って、大きなレゴを組み立てていく。そんな感じでした。
全てのパーツを並べてみるとこんな感じです
梱包を開いて全てのパーツを並べてみました。細かいパーツはネジや工具くらいであとは天板やデスク脚といった大物が丁寧に梱包されていました。

ネジ類は全て小分けになっていてアルファベットが振られているので確認しやすくなっています。

ここで気を付けることはパーツの数が説明書通りに揃っているかを確認することくらいです。
それよりも伝えておきたいのは「部屋に運ぶまでが大変」だということです。

デスク自体が完成すれば持って運べるくらいの重さですが、梱包が厳重なため総重量は「29.4kg」。正直、この荷物を部屋に入れるまでが1番大変でした。
組み立てるのは本当に簡単。説明書にそって全24ヵ所をネジ止めするだけ
説明書が「絵+文字」で書かれているので、IKEAより簡単に組み立てられると思います。

付属パーツを設置する場所には必ず「ネジ穴」が開けられているので、ネジはドライバーやレンチでもしっかり締めることができます。


ドライバーやレンチで止めるネジは全部で「24ヵ所」で、30分~1時間くらいで組み立てられるくらいのボリュームです。

これで「高さ記憶」や「障害物検知」などの機能が揃った電動昇降デスクが完成するのは凄いと感じました。
Flexispot 電動昇降デスク「EF1」との違い
ここでは「SANODESK」の親ブランド「FlexiSpot」から出ている電動昇降デスク「EF1」との違いを紹介します。
種類 | SANODESK E150 | FlexiSpot EF1 |
重さ | 29.4kg | 22.1kg |
対応天板サイズ | 幅120cm 奥行60cm 厚さ1.6cm* | 幅100~160cm 奥行50~80cm 厚み≧2.0cm |
耐荷重 | 50kg | 70kg |
機能 | 電動昇降 高さ記憶 障害物検知 | 電動昇降 高さ記憶 障害物検知 |
昇降幅 | 73~121cm | 71~121cm |
デスク脚幅 | 98cm | 85~129cm |
昇降スピード | 25mm/s | 25mm/s |
操作パネル | ボタンタイプ | ボタンタイプ |
積載重量やデスク脚幅など細かい部分での違いはありますが、個人的に2つの製品を買うときの判断基準になるのは「対応天板サイズ」になると思います。
これは言い換えると、” デスク周りにどれだけのアイテムを置くか?デスク自体をDIYするか? ” になります。
- PCとモニターが置ければOK → E150
- 引き出しやトレーを取り付けたい → EF1
電動昇降デスクとしての機能性や作業による机の揺れなどは大きな違いを感じなかったので、参考にしてみてください。
FlexiSpot SANODESK E150 レビュー まとめ
今回はここまでです。
この記事ではFlexiSpotのサブブランド「SANODESK」の電動昇降デスク「E150」をレビューしました。
ここが良かった!
- USB Type-A/C搭載でアダプタが不要
- トレーやフックが同梱されていて準備不要
- DIY初心者でも組み立てやすいモジュール式
ここが惜しい…
- 積載重量が「50kg」と少し物足りない
- 天板が薄いので別売り商品をDIYしにくい
電動昇降デスクは組み立てるまでは大変ですが、その後は確実に在宅ワーク環境を快適にしてくれるアイテムです。
実際に使ってみて、電動昇降デスク「E150」は在宅勤務をしているDIY初心者の人にピッタリの製品だと感じたので、ぜひ参考にしてみてください。
別の記事では、今回比較したFlexiSpotの電動昇降デスク(EF1)や在宅勤務で便利なおすすめアイテムも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
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FlexiSpot EF1 レビュー
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それでは!