” 打鍵感がいいロープロキーボードが気になる ― ”
新しいキーボードが登場するたびに「いいないいな」と思いつつ手を出してこなかった私。というのも私の手元には約1年前に購入した最高レベルのキーボードがあったからです。ですが今回触らずにはいられないキーボードが登場したので購入してみました。
この記事では、圧倒的なデザイン性と心地良い打鍵感が特徴のロープロファイルキーボード「Lofree FLOW」をレビューします。
この記事で書いていること
- Lofree FLOW の概要
- 良かった点・惜しい点
- 口コミや評判
- この商品をおすすめする人の条件
デスクワーカーにとってキーボードは作業効率を左右する重要なアイテム。私は在宅ワークで働いていることもあってキーボードにはこだわりが強く、今まで HHKB Professional HYBRID Type-S という3万円以上するキーボードを使ってきました。
今回はHHKBよりもキーの高さが低く、手首を曲げなくていい分だけ腕への負担も軽減できるかなと思って挑戦してみました。ぜひ最後まで読んでみてください。
メリット
- 無骨とレトロを共存した美しいデザイン
- ロープロファイルとは思えない打ち心地
デメリット
- 英字配列しかない
- 内蔵バッテリーでの使用時間が短め
Lofree FLOW の特徴
今回紹介するのは、Lofreeから出ているロープロファイルキーボード「Lofree FLOW」。文字通り、流れる(flow)ような打鍵感を約束してくれるキーボードでした。
クリックすると商品スペックが見られます
Lofree FLOW | |
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種類 | 英字配列 |
サイズ | 幅31.6cm・奥行12.6cm・高さ2.45cm |
重さ | 568g |
カラー展開 | 白 / 黒 |
電源 | 内蔵バッテリー (2,000mAh) / USB-C |
キー数 | 84個 |
対応OS | WIndows, MacOS, iOS, Android |
接続方式 | 有線 / Bluetooth接続 |
Lofree FLOW の最大の特徴はデザイン性=見た目の美しさ。タイプライターのような少しレトロなキーキャップと無骨なアルミニウムの本体が共存した、ありそうでなかった見た目で買う人すら出てきそうなデザインでした。
もちろん打鍵感もかなり心地良くて「コトコトコト」という高すぎず低すぎずな丁度いい打鍵音で使っていて気持ちよくなるような感覚があります。
キーキャップは「5面昇華型」という見た目がハッキリしていて消えにくい特殊な印刷方法を使っているので、長く使い続けてもそのままの見た目をキープしてくれます。
キーボードの中には使っているうちに印字が消えてしまってキーもテカってくる製品もあるので、見た目にもこだわりたい私のようなタイプには嬉しいポイントでした。
Lofree FLOW の使用感レビュー
ここでは実際に Lofree FLOW を使ってみて感じた「良かった点」「惜しい点」を紹介します。
ぜひ購入前の参考にしてみてください。
無骨とレトロが共存した高いデザイン性
Lofree FLOW はアルミニウムの本体にシンプルなデザインのキーキャップが埋め込まれた独特なデザイン。
この見た目に惹かれて買おうか迷っている人も少なくないと思います。ちなみに私はこの見た目にやられましたw
アルミニウム製の無骨な本体と少し丸みをもったタイプライターのようなレトロなキーキャップの組み合わせは「カッコ可愛い」という言葉がピッタリ合うようなデザインです。
ロープロファイルとは思えない打ち心地
Lofree FLOW の良いところは見た目が良いだけではなく、キーボードの使い心地もかなり良いところ。
「コトコト」という気持ちよい打鍵音もそうですが、キーを叩いたときにしっかりと深さがある打鍵感もかなり良いと感じました。
一般的なロープロファイルのキーボードは普通のキーボードよりも薄い構造になるので、その分キーを押したときの深さにもの足りなさを感じやすいはずなんですが、Lofree FLOW ではそんな底打ち感をほとんど感じませんでした。
正直詳しいことはよく分かりませんが、キーボード内に搭載されたガスケットマウント(キーを叩いたときにキーボード全体が沈み込むことでキーの底打ち感を軽減する仕組み)によるものだと思います。
見た目も打鍵感も良い。
これだけで買う理由は十分w
英字配列しかない
Lofree FLOW を購入するときに1番迷ったのがキー配列がUS配列のみという点。
”@”の位置が違うなど細かいキーの位置が違うのは慣れればよいですが、「英数かな」のようにキーそのものがない場合もあるので、ショートカットを覚える必要があります。
英数かなは意外と押す回数が多いキーなので慣れるのが少し大変
Lofree FLOW は最大3台までBluetooth接続できるので会社PCも個人PCも同じキーボードを使いたいところですが、日系企業の貸与PCはほとんどが「JIS配列」なので設定に苦労するかもしれません。
Lofree FLOW専用のキーマップ変更ツールはないので別アプリを使う必要があります
これは慣れの問題もあると思いますが、長くJIS配列を使ってきた人の中にはどうしても英字配列が合わないという人もいたので、今後JIS配列版も販売されると更に良いなと感じました。
内蔵バッテリーでの使用時間(40h)が物足りない
Lofree FLOW は充電式の内蔵バッテリーを使ってワイヤレスで使うことができます。
(連続使用時間は40時間)
1日中使い倒すにも出張で持ち歩くにも十分なバッテリー容量だと思いますが、私は常にワイヤレスで使いたいタイプなので、週に1回は必ず充電が必要なのは少し手間に感じました。
ただ、こんな風にバッテリーを充電しながらいつも通りワイヤレスで作業することができるので、デスク周りに1本充電ケーブルを用意しておけば比較的ラクに使い続けることができます。
Lofree FLOW の口コミ・評判
私の意見の他にTwitterでも「Lofree FLOW」に関する口コミや評判を集めてみました。
ポジティブな意見では見た目の良さや心地良い打鍵感が良いという意見が多い
ネガティブな意見では本体の角度調整が出来ればよかったという声がありました
Lofree FLOW はこんな人におすすめ
実際に使ってみて感じた Lofree FLOW をおすすめできるのはこんな人です。
- 打鍵感が良いロープロのキーボードがほしい
- デザイン性が高いキーボードがほしい
- iPadでもPCでも同じキーボードを使いたい
- 英字配列でも気にしない
実際に触ってみてロープロファイルとは思えないしっかりした打ち心地があるのには本当に驚きました。
キーボードを気持ちよく打ちたい...でも、HHKB Professional HYBRID Type-S や REALFORCE のような高級キーボードには手が出せないという人にはぜひ触って欲しいアイテムです。
Lofree FLOW レビューまとめ
この記事では、圧倒的なデザイン性と心地良い打鍵感が特徴のロープロファイルキーボード「Lofree FLOW」をレビューしました。
- 無骨とレトロを共存した美しいデザイン
- ロープロファイルとは思えない打ち心地
- 英字配列しかない
- 内蔵バッテリーでの使用時間が短め
英字配列しかない点については慣れが必要かもしれませんが、見た目にも使い心地にもこだわりたい人にはかなりおすすめできるキーボード。
ペチペチした打ち心地がモノ足りなかったり、キートップの高いキーボードで腱鞘炎気味になっている人にはピッタリだと思うので、ぜひ参考にしてみてください。それでは!
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