” 自分だけのオリジナルなHHKBを使いたい ――― ”
毎日のように使うアイテムにこそ「こだわり」や「オリジナリティ」を持ちたいと思うのは、モノが好きな人ならよくある感情ですよね……私にとってのそれが愛用のキーボード「HHKB」のカスタマイズでした。
この記事では、愛用のキーボード「HHKB Professional HYBRID Type-S / 日本語配列」をカスタマイズした体験談を紹介します。
この記事で書いていること
- HHKBをカスタマイズした体験談
- カスタマイズのために準備したこと
- HHKBのカスタマイズによくあるQ&A
HHKBのカスタマイズに関する情報を調べてもなかなか情報が出てこないこともあって諦めそうになりましたが、やってみて本当に良かったと思います。
同じように他の人とは少し違う自分だけのHHKBを使いたいと思うひとは、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事は私が愛用する「HHKB Professional HYBRID Type-S / 日本語配列」のキートップ交換に対する体験談です
私が使ったHHKBカスタマイズ用キートップ
私が購入したのは、HHKB公式サイトから出ている「HHKB キートップセット(白)」です。
HHKBのキートップはそれ自体があまり多くの製品がなく、私が調べた限りでは下の3パターンがあって私は公式サイトのものを選びました。
- HHKB公式サイトで買う ← 私はコレ
- 海外サイトで買う
- 個人で作っている人から買う
HHKBの魅力の「静電容量無接点」や「個性的なキー配列」という独自性からか、HHKBの交換用キートップは他のキーボードに比べて少ないようです。そんな中から私が公式サイトを選んだ決め手は何よりも「安心感」。
独特であるがゆえにキートップを作るのも難しいのかなと思い、そうなると海外サイトなどの非公式のところから買うのは少し怖い。
その点、公式サイトなら ” キートップが合わない “ などのリスクを最小限にできると思ったので、キートップの「つけ方 (配列)」で自分だけのオリジナリティを出そうと考えました。
私は本体が「墨」なので「白」か「雪」かで迷いましたが、全体的に落ち着きを感じるようなキーボードにしたかったので、メリハリが出すぎないように「白」を選びました。
HHKBのカスタマイズ準備~完了までの流れ
ここでは、私が実際にキートップを交換するまでの流れを紹介します。
キートップを購入(交換)したいと思っていてもどこから手をつければいいか分からないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. キーボードのカスタム方針を考える
キートップキャップの購入先が限られてるとはいえ、全てを調べるのは意外と根気がいります。
ということで、最初にHHKBをどうカスタマイズするのか決めてから、キートップを購入するお店を選ぶほうが効率的です。
- キーボードをどんな印象にするのか?
- 何色のキートップが欲しいのか?
この2つが決まると自然とどこで購入すべきかも決まってくると思います。
どんな印象にするか? | 何色にするか? | おすすめの購入先 |
---|---|---|
落ち着いた感じ | 白 or 黒 | PFU 公式サイト |
それ以外 | 海外/個人販売等 | |
派手な感じ | 白 or 黒 | 海外/個人販売等 |
それ以外 | 海外/個人販売等 |
私は落ち着いた感じにしたかったのと、購入時の失敗を避けたかったので公式サイトで購入しました。
2. カスタマイズに必要な道具を揃える
カスタマイズにキートップが必要なのは同然として、それ以外に「引き抜き工具」も購入しておくと安心です。
公式サイトのキートップにも引き抜き用の工具が付属していますが、キートップに引っかけるツメ部分が小さめの作りになっています。
ツメが小さいがためにキーの引き抜きに失敗して傷をつけてしまったというレビューも見かけられたので、私は安全のために別売りのものを購入しました。
これならキーをしっかり挟み込んで引き抜くことができるので失敗しにくくなります。別売りのものを用意するのは少し戸惑いましたが、大事なキーボードを傷付けるリスクが減らせるならと購入しました。
実際、キートップの交換作業は初めてでしたが1度も失敗することなく作業も簡単だったので、ここはケチらなくてよかったと思いました。
3. キートップを交換する
キートップと工具が揃ったらあとは交換するだけ。交換したい部分のキーを工具でしっかり挟んで、上に引き抜けばキーは簡単に外れます。
初めてだと壊れないか心配になると思いますが、引き抜く方向(垂直)さえ気をつければ壊すようなことはありません。
HHKBをしばらく使っていた人であれば、キートップと本体の間にホコリが溜まってると思うのでこの機会に掃除しておくのがおすすめです。
上で紹介した引き抜き工具に付属していた掃除用のハケを使ったら簡単にホコリを掃除できました。
HHKBをカスタマイズしてみた感想 まとめ
この記事では、愛用のキーボード「HHKB (Happy Hacking KeyBoard)」をカスタマイズした体験談を紹介しました。
- 自分だけのHHKBを作ることができる
- 本体のすき間を掃除できて一石二鳥
- HHKB交換用キートップは選択肢が少ない
- キートップ自体もそれなりの値段がする
私が愛用する「HHKB Professional HYBRID Type-S」は本体だけでも3万円以上の値段がしますし、見た目を変えるためだけに数千円をかけるのは、万人に必要なことではないと思います。
それでも毎日使うキーボードだからこそ ” 人とは違う自分だけのモノにしたい! ” というこだわりの強いひとであれば、きっと満足できる体験になると思うので、ぜひ参考にしてみてください。それでは!
▼ 実際に私が使ったアイテム
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