これだけ技術が進歩して色々なモノが生まれているのに、今も使われているモノがあれば、それは「かなり良いモノ」である可能性が高い。昔からあるモノには「今も残り続ける理由」があると思います。
そんなことを考えていた矢先に見つけたかなり良いモノ、、、それが「ワセリン」です。
この記事では、洗顔しても夕方にはテカテカしてくる脂っぽい肌に悩んでいた私が始めたシンプルなスキンケア「ワセリン生活」について紹介します。
この記事で書いていること
- 私が愛用するワセリンの概要
- ワセリン生活を始めた理由
- 良かった点・惜しい点
特に、洗顔しても夕方には肌がテカテカしてくる30代男子にこそ、1度試して欲しいアイテム。(これ、以前の私です)
値段も手頃で今はコンビニなんかでも手に入るので、ワセリン生活を始める前にぜひこの記事を最後まで読んでイメージを膨らませてみてください。
- 使用方法がシンプルで面倒がない
- 時間・お金・スペースが減って一石三鳥
- 夕方頃の脂肌(テカテカ肌)が改善した
- シミなどには効果がなさそう
ベビーワセリン の概要
私が使っているのは健栄製薬が販売している、赤ちゃん用のワセリンでその名も「ベビーワセリン」。
子育て世代なら1度は目にしてる商品じゃないかと思います。実はこれ、子供のために購入しました。
ワセリン=赤ちゃん用の保湿剤という印象がありましたが、実は100年前から大人も使っている保湿剤。
ちなみに、ワセリン自体に皮膚の水分を蓄えるような効果はなく、油分を皮膚に塗ることで皮膚から水分が失われるのを防ぎ、結果として保湿できるという仕組みだそうです。
ワセリンの種類と違い
ワセリンは純度(不純物の量)の違いによって4種類に分けられ、純度の高い順にこうなります。
- サンホワイト
- プロペト
- 白色ワセリン
- 黄色ワセリン
赤ちゃん用に使われてるのは「白色ワセリン」以上です。(私が購入したのも白色ワセリンでした)
肌が弱い人は不純物が少ない(より純度の高い)ワセリンを選ぶのが良いですが、最高レベルの「サンホワイト」は保険適用外で少し高価。
- 肌が弱い人は「プロペト」
- 特に気にしない人は「白色ワセリン」
個人的にはこんな風に自分の肌の弱さに合わせて選ぶのがおすすめです。
ワセリンでのスキンケアを始めた理由
私がワセリン生活を始めた理由は3つです。
- 似た悩みを解消している人がいた
- 脂っぽい肌をなんとかしたかった
- ワセリン購入済で手軽に始められた
ワセリン生活を考えるキッカケになったのはミニマログ(@minima_log)さんのブログ記事で、自分と同じような状況の人がワセリンを使って肌が改善したのを知ったからでした。
ブログ記事で紹介されていたのは「美容整形外科医 宇津木龍一さん」の著書を参考にミニマログさんがアレンジして実践していた「ぬるま湯洗顔+ワセリン」のスキンケアです。
「つけない、こすらない、洗いすぎない」を基本としたスキンケアで、化粧品やめる→本来備わってる肌バリアが蘇る→肌トラブルが無くなる、という考え方がすごく自然な感じがして共感しました。
ちょうど手元に子供用のワセリンが余っていたので ” これは試してみるしかないだろ!” ということで「ワセリン生活」を始めました。
実際にワセリン生活を始めた感想
20代の後半から毎日持ち歩くポーチの中に「あぶらとり紙」を携帯するくらい、夕方のテカテカ肌に悩んでいましたが、今はあぶらとり紙を捨ててもいいかなと考えるくらい改善。
ワセリン=万能の美容品ではありませんが、私の肌にはかなりハマったので実際の使い方と合わせて、具体的な感想を紹介します。
さよなら!テカテカ肌が見事に改善した
まず重要な「効果」から。
今思えば、肌のBefore/Afterを記録しておけば良かったと後悔していますが、夕方になってもテカテカ肌にならなくなったのが1番の変化です。
ワセリン生活から約1週間。
少しずつ効果を実感してます❗️・顔のテカリが減ってきた
・口元の肌荒れが治った
・ニキビが治りやすい個人差あると思いますが、今のところ私にはベビーワセリンは合ってそう😁
というわけで、化粧水はやめます。
— イチ / MILIBLO (@ichi_MILIBLO) November 18, 2020
まさかここまで変化するとは思ってなかったのでかなりの驚きでした。
個人差はあると思いますが、私は1週間使ったくらいから「テカテカ肌」や「口元などの肌荒れ」が減ってきて、1ヶ月も経つ頃には明らかに改善しているのを実感できました。
見た目と違って使用後のべたつきがない
次に気になる「使い心地」について。
正直、ワセリン自体は油分なので手に取った瞬間はちょっとペタッとする印象はあります。
とはいえ、1回に使う量は少なくて良いので伸ばして顔につければべたつきはほとんど感じません。
- ぬるま湯で顔を洗う
(擦らず、お湯の熱で脂を溶かすイメージ) - ワセリンを取り、手のひらに伸ばす
- 顔に手のひらをあててワセリンをつける
(擦らず、化粧水を浸透させる感じ)
ワセリンの量が少ないので「本当にこれで付いたのか?」と思いましたが、効果は数週間後にやってきました。
ちなみに手に残っているかなと思ったときは、ハンドクリームとして首や手の甲などにつけてしまえば問題なし。
私は使用後に直接スマホを触ったりもしますが、画面が脂でベタベタになっている印象はないので、使用量さえ守ればベタつくことはないと思います。
時間・スペース・お金が減って一石三鳥
これはワセリン単体のメリットというより、ワセリンを使った肌ケア全体のメリットです。
洗顔は上で紹介した通り「ぬるま湯洗い+ワセリン保湿」だけなので、必要なのはワセリンのみ。
それまでは洗顔料(2種類)と化粧水を使っていましたが、それが不要になるのでかなりコスパが良く、肌だけでなく、お財布にも優しいのは思わぬメリットでした。
使用する美容品が半分以下になったので、旅行などで持ち出すモノの量も減るし、スキンケアの時間も短くなったので私のような面倒くさがりと相性がいいアイテムです。
シミには効果がなさそう…
これも個人差があると思いますが、私の場合は今のところ「シミ」への効果は感じられていません。
そもそもワセリンの効能が「肌の乾燥予防」なので、そりゃそうだという感じですが、少し残念でした。
ただ、20代後半からずっと悩んでいた「肌のテカリ」が数百円で解消されたことを考えれば、それだけで大きすぎるメリットだし、まだ使い始めて1ヶ月ほどなので、これから効果が現れることにも少し期待してます。(その時はこのデメリットともさよならです。)
ワセリンのスキンケアを始めた感想 まとめ
この記事では、洗顔しても夕方にはテカテカしてくる肌に悩んでいた私が始めた「ワセリンのある暮らし」について紹介しました。
- 使用方法がシンプルで面倒がない
- 時間・お金・スペースが減って一石三鳥
- 夕方頃の脂肌(テカテカ肌)が改善した
- シミなどには効果がなさそう
私が使ってる「ベビーワセリン」はAmazonで400円くらいで売っていて、1回の使用量が極小なので1本で年単位は保ちます。20代後半から気になっていた肌の悩みを数百円で解消できたのはかなり嬉しい体験でした。
今回の体験は、昔から今も残り続けるモノに目を向けたり、自分自身の自己治癒の高さを感じる良いキッカケになったので、これからも値段や広告に惑わされずに、自分に合ったものを使っていきたいと思います。
私が愛用している「ベビーワセリン」は60gと100gの2種類がありますが、60gで十分な期間使えるし、コスト的にも少額なので1人で使うなら60gで十分なので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは!