” 集中できる環境で快適に在宅ワークしたい ―― “
部屋に閉じこもって仕事をしていると、夕方には集中力が途切れてきてしまう。これは朝から仕事をしていれば当然のことだと考えていましたが、なぜか夜でも仕事が捗ることってありませんか?
私にはたまにこういう謎の現象が起きていたんですが、この理由が分かれば昼間でも自宅で集中して作業できる環境が作れるんじゃないかと思い、色々と集中力を保つための工夫を実践してきました。
この記事ではそんな私が見つけた「テレワークで集中できない」を解決するアイテム、リンクジャパン (LinkJapan) のCO2濃度センサー「eAir (イーエアー)」をレビューします。
この記事で書いていること
- リンクジャパン eAir の概要
- 良かった点・惜しい点
- CO2濃度センサーによるあるQ&A
- この商品をおすすめする人の条件
やったことは「定期的な空気の入れ替え」というシンプルなことですが、CO2センサーを導入したことで自分がどれだけ空気の悪い空間で働いていたかに気付きました。
私のように在宅勤務で1日の多くの時間を同じ部屋で過ごす人は、作業効率を上げるキッカケとしてぜひ最後まで読んでみてください。
- 部屋の快適さを数値化できる
- 基準値を超えても音が鳴らない
- 小型でデスクに置いても邪魔にならない
- スマートホーム化には別アイテムが必要
リンクジャパン eAir の概要
私が導入したのは、リンクジャパン(LinkJapan)のCO2濃度センサー(二酸化炭素濃度計)「eAir (イーエアー)」です。
クリックすると商品スペックが見られます
LinkJapan eAir | |
---|---|
サイズ | 幅13.2cm・奥行7.8cm・高さ14.2cm |
重さ | 440g |
充電 | バッテリー式(micro-USB) |
同梱物 | micro-USB to USB-Aケーブル×1 |
「CO2センサー」は空気中の二酸化炭素(CO2)の濃度を表示してくれる製品。簡単にいえば、部屋の換気タイミングが分かるアイテム。値段は3,000円~1万円以上するものまでピンキリですが、レビューを見ると「5,000円」が1つの品質基準になるようです。
私は「NDIR方式」を採用した高精度・高価格帯のものを選びました
NDIR方式 とは?
Non Dispersive InfraRed(非分散型赤外)の略で、NDIR方式はそれぞれのガスが持つ特有の吸収波長領域を利用したガス濃度の計測方式。
ガス濃度を測定する方法は多々あるが、それらのほとんどが化学変化やセンサー自体の変化が伴うため測定対象のガスにも変化を及ぼしますところが、吸光度を測定するNDIR方式では対象ガスに変化を及ぼすことなく、濃度測定することが可能。
押野電気製作所 公式ホームページ
CO2センサーに限らず精密機械に個体差が出てしまうのは仕方がない部分ですが、LinkJapan (リンクジャパン) は安心の日本企業。
特に高価なものを購入するときは故障したときのアフターケアについても考えておくと、購入時の安心材料になると思います。
リンクジャパン eAir の使用感レビュー
ここではリンクジャパンのCO2センサー (二酸化炭素濃度計) を購入して「良かった点」「惜しい点」を紹介します。
- 部屋の快適さを数値化できる
- 基準値を超えても音が鳴らない
- 小型でデスクに置いても邪魔にならない
- スマートホーム化には別アイテムが必要
ぜひ購入前の参考にしてみてください。
部屋の換気タイミングを見える化できる
リンクジャパンの CO2センサー は「二酸化炭素濃度」のほかに「温度」「湿度」も計測してくれます。
デスク上に置いておくことで ” 今どんな環境で作業しているのか?” が数値で分かるのは、かなり嬉しい点でした。私の体感値では数値が1,200ppmを超えるくらいから頭がボーっとしてきます。
私は二酸化炭素濃度をメインでよく見ていますが、冬など乾燥しやすい時期は湿度も気になるところなので、温湿度計も兼ねているのは嬉しいところでした。
デスクに置いても邪魔にならないコンパクトさ
リンクジャパンの CO2センサー は高さが14cmほどと、デスクに置いていても邪魔にならないサイズ感。
デスク上にごちゃごちゃとモノが多いとそれ自体が気になって集中力が削がれてしまうので、このコンパクトさは購入の決め手の1つになりました。
見たい時にはしっかりと情報を確認できて、モニターに目を向ければ視界に入らない。こうやってシーンに合わせて必要なときだけ情報を確認できるのは大きな魅力です。
音が出ないからテレワークの妨げにならない
CO2センサーは本来の目的が「換気を促すこと」なので、CO2濃度が一定の基準値を超えると警告音が鳴るタイプのものもあります。値段が高いものだとアラート音のON/OFFを設定できるものもありますが、中には警告音をOFFにできないCO2センサーもあるので注意が必要です。
そんな中で「eAir」はそもそも音が鳴らない設計
自分で定期的に数値を確認する必要はありますが、集中している時に作業を妨げられる心配がないのは在宅ワーカーとして嬉しい仕様でした。
1日の中で何度も電話ミーティングをしたり、隣の部屋で子供が寝ている時間帯もあるので「音が絶対に鳴らない」のはありがたい限りです。
スマートホーム化には別売りアイテムが必要
リンクジャパンはスマートホーム化を推し進めている日本企業。その企業が出すCO2センサーが二酸化炭素濃度のほかに、温度や湿度も計測できる…。
こうなると当然、” 温度や湿度に合わせて自動でエアコンをつけたい ” と考えるところですが、スマートホーム化には別売りのデバイスが必要です。
というのも、eAirは「計測」に特化したアイテムで、エアコン操作に必要な赤外線リモコンの機能がついていないからです。
詳しくは「eAir」の利用マニュアルに記載がありますが、eRemote があればエアコンはもちろん照明や扇風機など色々な電化製品を音声操作できるので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。
リンクジャパン eAir によくあるQ&A
ここでは、リンクジャパンのCO2センサー「eAir (イーエアー)」によくある質問に一問一答形式で回答しました。
購入前に気になるところに回答したつもりなので、ぜひ参考にしてみてください。
リンクジャパン eAir はこんな人におすすめ
実際にLinkJapanのCO2濃度センサー「eAir」を使ってみて「こんな人におすすめ」と思う人の条件を考えてみました。
- 作業効率のためならお金は惜しまない
- 1日中、部屋に閉じこもって作業しがち
- 長時間のデスクワークで集中力キープしたい
CO2センサーは精度が悪かったら元も子もないのである程度の価格帯のアイテムをおすすめしますし、それだけのお金をかけるなら正直、CO2濃度センサーより前に購入すべきアイテムはあると思います。
とはいえ、部屋に閉じこもりがちで換気を忘れてしまう私にとっては集中力キープにかなり効果的だったので、お金に余裕があるならぜひ試してほしいアイテムです。
リンクジャパン eAir レビューまとめ
この記事では、リンクジャパン(LinkJapan)のCO2濃度センサー「eAir (イーエアー)」をレビューしました。
- 部屋の快適さを数値化できる
- 基準値を超えても音が鳴らない
- 小型でデスクに置いても邪魔にならない
- スマートホーム化には別アイテムが必要
在宅勤務では自分の作業環境は自分で整える必要があります。どれだけ快適な作業環境を作れるかで作業効率がまったく違うからです。
毎日同じように部屋で作業しているのに集中できる時間帯にバラつきがある人にこそおすすめしたいアイテムなので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは!
▼この記事に関連する参考記事