” 仕事で入りやすいカフェを知っておきたい ――― “
会社以外で仕事することが多いテレワーカーにとって「カフェ」は重要な作業空間。基本的には自宅やサテライトオフィスを使うことが多いと思いますが、緊急時に少しだけ作業したいシーンもありますよね。
とはいえテレワークはまだまだ世の中的には少数派。カフェで快適に作業しつつ、周りに迷惑をかけないために注意すべきポイントがあります。
この記事では、テレワーク歴5年以上の経験を踏まえて「パソコン作業しやすいカフェ選びのポイント」を紹介します。
この記事で書いていること
- テレワークに適したカフェの条件 5つ
- カフェでテレワークする注意ポイント 5つ
別の記事ではテレワークで準備しておきたいものについても紹介していますが、この記事で紹介しているのは「考え方」に近い部分です。
これからテレワークを始める人もすでに始めている人も、ぜひ最後まで読んでみてください。
私がよく入るおすすめのカフェチェーン3選
私が仕事をするときによく利用するカフェチェーンは下の3つです。
- エクセシオール
- スターバックス
- ドトール
大前提、カフェよりも自宅やサテライトオフィスで作業したほうが捗りますし、セキュリティ的な面でも安心です。とはいえ、外出している最中に緊急で資料を修正したり、少しだけ作業しないといけない状況に追い込まれることもゼロではありません。
そんな時はたいてい、上で紹介したカフェチェーンのどれかに入りますが、それというのもこれらのカフェチェーンは私が考える「パソコン作業しやすいカフェの条件」を満たしている場合が多いからです。
次では具体的に私が仕事のためにカフェを利用する際にチェックしているポイントについて紹介します。
パソコン作業しやすいカフェの条件
さっそく本題の「パソコン作業しやすいカフェの条件」から紹介します。今まで5年以上テレワークを続けてきて ” この条件さえ当てはまれば外れはない ” と思える条件なのでぜひ参考にしてみてください。
パソコン作業しやすいカフェの条件
※ 気になるポイントに飛べます
1. ゆとりのあるテーブル配置であること
当然のことですがカフェは作業する場所ではなくコーヒーを楽しむ場所なので、店によってはテーブルがかなり狭いこともあります。これがテレワーカーにとっては大問題。
というのも、テレワーカーがテーブルの上に置きたい荷物は普通の人よりはるかに多いからです。
- コーヒー
- ノートPC
- 仕事カバン
- その他 (マウスやガジェットポーチ)
私はカバンの中身がそこまで多くないと思いますが、それでもこれだけのモノを置こうと思ったら普通の人よりも広いスペースが必要です。
というわけで私は「肩幅+左右に手のひら1つ分」のスペースは確保するようにしています。
テレワークのためにカフェを選ぶときは「作業スペースを確保できるか?」が1番重要なポイントになるので気を付けてください。
2. 店内で食事をする人がほとんどいないこと
意外と見逃しがちなのがカフェのメニュー。私が気にするのは「店内で食事している人がいるか?」です。というのも作業中に食事のニオイがするのはかなり集中力を乱されるからです。
- 電話で話しにくい
→作業するだけの時間を確保する - 雑音がする
→ノイズキャンセリングイヤホンをする - 作業スペースが狭い
→広い場所を確保できる席を探す
というわけで、テレワークするときは「軽食しかない」or「匂いの強いメニューがない」お店を選ぶようにしています。
3. 席に呼び出しボタンがない店であること
ただでさえ人がいる場所での仕事は気が散りやすいのに、自分の前や横で注文を取ったり食事を運んだりと人が往来するのはかなり気になるので、注文を先に取らない店は基本的に使いません。
選ぶなら下のような、入店してすぐ注文して商品を受け取ってから席に向かうお店を選ぶのがおすすめ。
- エクセシオール
- スターバックス
- ドトール
雰囲気だけならスタバが好きなんですが、仕事で使うときは「エクセシオール」を選ぶことが多いです。(完全に個人の主観ですが)店内が比較的静かで席が空いていることが多い印象があります。
4. 出入口から遠い席を確保できること
初めて入るカフェで人の混み具合を把握するのは難しいところ。そこで私は「出入口からなるべく遠い席」に座るようにしています。
これは別の言い方をすると、自分の席がなるべくお客さんの動線から外れるようにすることです。もちろんセキュリティの観点もありますがメインは集中しやすい環境作りのためです。シンプルに人が少ないほうが気が散りにくくなります。
人の往来が少ない席を確保することで視界に何かが入ることが減って目の前の作業に集中しやすくなるので、ぜひ意識してみてください。
5. コンセント付きの席があること
テレワークで働く人の仕事の多くはExcelやパワポ、ブラウザ上で動くアプリがほとんどで動画編集のようなPCに高負荷をかける作業は少ないはず。そんな作業をカフェで数時間こなすくらいなら充電が必要ないことがほとんどです。
この条件は正直「あるに越したことはないが、必須ではない」と思っているので、上で紹介した4つの条件を全てクリアしていれば喜んで座ってしまって問題ないと思います。
カフェでテレワークするときの注意点
ここからは私がカフェでテレワークする時、周りの人になるべく迷惑をかけないために気をつけているポイントを紹介します。
あなた自身が気持ちよくカフェでのテレワークを続けるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
1. 電話などで打ち合わせしない
これは私が1番気をつけていること。カフェで仕事をするときは「電話を使わない」ことにしています。
仮に顧客から電話がかかってきたとしても機密情報をダダ漏れにしながら会話を続けるのではなく、折り返すなり、チャットに切り替えるのが賢明です。
カフェにいる他のお客さんに対しても、あなたの会社に対しても、会社の顧客に対しても、誰に対してもプラスなことがないので意識してみてください。
2. カバンを置くのに席を占領しない
テレワークに限らず、自分の持っている荷物で不必要に席を占領するのは完全なマナー違反です。特にテレワーカーは普通の人よりも荷物が多くなりがちなので、いつも以上にカバンの置き場には気をつけておきたいところ。
そこで私がなるべく荷物を広げないために使っているアイテムを1つ紹介します。それがこのバッグハンガー「Clipa (クリッパ)」です。
カバンを席に置く必要がなく、どんなテーブルにもぶら下げられるのが Clipa の良いところ。耐荷重も「15kg」あるので、相当な荷物を持ち歩く人でも使える耐久性があります。
特にカフェのようなテーブルが狭い場所で作業をすることが多い人は1つ持っていて損しないアイテムなので、ぜひ参考にしてみてください。
3. 混む時間帯に使わない
上で紹介したテレワークに適したカフェの条件「出入口から遠い席を確保できること」と同じですが、人が少ないほうが気が散りにくく、集中しやすい環境を作ることができます。
- 12時〜13時
- 15時〜16時
- 17時〜18時
この時間帯に入店するのを避けると良い席が確保しやすい印象があるので、ぜひ参考にしてみてください。
4. 長居しない
どんなカフェでも自宅やコワーキングスペース以上に働きやすいカフェはありません。居心地の良さや佇まいならカフェのほうが良い場合もありますが、「働く場所」としては正直、中の下くらい。でもこれはカフェなので当たり前です。
私は「人間の集中力は90分が限界」説を信じているので、カフェでの作業時間は「どんなに長くても90分」と決めています。
長居することはお店の迷惑にもなりますし、あなたの生産性が上がるわけでもないので、90分くらいを目安に場所を移動したり、その場で食事でもしてリフレッシュするのがおすすめです。
5. コンセントを占領しない
都市部のカフェだとコンセントが確保できることも多いですが、そこで気をつけたいのが「コンセントの占領」。私は「コンセントは1人1つ」が暗黙のルールだと思っています。
とはいえ充電したいデバイスを多く持っているのがテレワーカーの特徴でもあるので、そんな時のために「タコ足の電源タップ」を持ち歩いています。
私は「PC用」「スマホ用」で最大2つのコンセントを使うのでこの電源タップを愛用しています。USB充電器でPCやスマホを充電しながらモバイルバッテリーを充電したりもできておすすめです。
カフェやホテルだと自分の席からコンセントまでが遠いこともあるので、そんな経験が1度でもある人はぜひ参考にしてみてください。
自宅以外でのテレワークによくあるQ&A
自宅以外でテレワークするときによくある質問について、私なりの答えをまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
パソコン作業しやすいカフェ選びのポイントまとめ
この記事では、テレワーク歴5年以上の経験を踏まえて「パソコン作業しやすいカフェ選びのポイント」を5つ紹介しました。
パソコン作業しやすいカフェ選びのポイント
※ 気になるポイントに飛べます
テレワークで働くうえでカフェでの作業は切っても切れない関係。カフェをうまく使うことで作業効率や働き方の自由度がかなり上がるので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは!
▼この記事の中で紹介した参考記事